こんにちは。本シェルジュの野口栄美です。
最近よくニュースで、美味しそうな高級チョコレートの華やかな映像が
流れていますが、一方、ブラック企業、過労死、残業時間抑制・・・と
いったことが報道されており、皆さんも良く耳にしているのではない
でしょうか。
政府の一億総活躍社会実現に向けた働き方改革が進んでいます。
残業時間は減って、それで会社は利益を増やし、従業員は生活が豊かに
なる。なんて、素敵なことが起こるのでしょうか?
その可能性を秘めた本をご紹介しますね。
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1)本日紹介する書籍
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「残業ゼロ」の仕事力
日本能率協会マネジメントセンター (2007/12/30 第1刷発行) 208ページ
吉越 浩一郎 (著)
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2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
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残業を減らせ減らせと言われても、「残業をゼロにするなんて無理に
決まっている」と、大半の方が思われているのではないでしょうか。
「社員は残業するのはあたりまえ」、「残業は会社にとっていいことだ」
と思い込んでいながらも、「残業を減らしても、利益が上がる方法があれば
教えて欲しい」、「売り上げを下げずに残業をなくすためにはどうすれば
いいのか?」と考え始めてる方にぴったりの一冊です。
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■P.19
残業はホワイトカラーの仕事の効率を確実に落としているのです。
■P.26
「デッドライン」がスピードと密度を上げる
■P.34
問題というのは、単独で存在するように見えても、その実体は複数の
小さな問題の集合なのです。
■P.36
「緊急対策」「再発防止」「横展開」が基本
■P.45
大きすぎてどこから手をつけたらいいかわからない問題に遭遇したら、
まずは絡んでいる鎖をほどくところから始めてください。そして、
どんどん小さい問題に細分化している。
■P.64
会議には、情報の共有化という重要な役目もあるからです。
■P.96
真似だろうがなんだろうが、それが自分の会社にとって役立つことなら、
どんどん取り入れるべきなのです。
■P.112
大切なことは毎日仕事を終えた後の3時間あまりを、「自分の人生のために
投資する」、と考えることです。
■P.157
何か会社にとって正しいのかを論理的に考え、なおかつ判断にいたるスピード
が速く、決断する勇気を持ち、責任をとる覚悟がある。そして、その判断が
圧倒的に正しい。
■P.184
そこで、私が改めて思ったのは「人生を楽しむためには準備が必要だ」と
いうことです。
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4)今日の気づき
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残業を減らすために、「即断即決&論理思考」といった吉越流の秘訣が
書かれていました。強い意思と強いリーダーシップがない人でも、すぐに
できそうなこともたくさん書かれており、まずはそこから始めてみるのも
一つのスタートかもしれません。
仕事も頑張ってる!プライベートも充実している!っと、ニコニコ話せる
人生になると素敵ですね♪
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5)本書の目次
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はじめに
第1章 御社の残業がなくならない理由
第2章 問題はとにかく「分けて」考える
第3章 次に「会議」を変えていこう
第4章 「残業ゼロ」の達成まで
第5章 「速くて強い」チームの作り方
第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった
第7章 本当のワークライフバランス
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「残業ゼロ」の仕事力
日本能率協会マネジメントセンター (2007/12/30 第1刷発行) 208ページ
吉越 浩一郎 (著)
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