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□■本シェルジュがオススメする今日の一冊■□ Vol.422 2018年12月5日
~本シェルジュ達から、頑張るビジネスパーソンへの贈り物~
本シェルジュ=本のコンシェルジュのことです。
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こんにちは。本シェルジュの吉田です。
ここ最近、オーロラを観に北欧を訪れ、IKEAで買い物してと何かと
北欧と縁がある日々でした。
ふと考えると身近に北欧企業も多くあります(H&M等)。北欧の人口
を考えれば、なぜなのだろうと思った時に本書を手にしました。
身近なようでなじみの薄い北欧企業とはなんでしょう??
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1)本日紹介する書籍
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肩書を減らすと業績が急改善する 北欧流小さくて最強の組織づくり
講談社現代新書(2018/11/22 ) 192ページ
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4062883627
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2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
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IKEA、H&M等々北欧企業は過去のヴァイキングのごとく世界を股に
かけ展開しています。北欧地域の人口で考えてもその強さはなんな
のか?
日本企業にも通じるけれど異文化への進出に苦手感のある日本企業
とは異なる北欧企業。その強さを垣間見え、参考になる一冊ではな
いでしょうか?
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■P.40より
異文化適応能力における6つの能力について、北欧人の場合はどう
なのでしょうか。・・・彼らには、自分達はいつまでも主流派には
なれないアウトサイダーなんだという意識があり、謙虚な態度でビ
ジネスを進めていくのです。
■P.73より
異文化が苦手なサムライ文化の日本人が学ぶべきなのは、グローバ
ルスタンダードを武器に世界中に進出する欧米企業ではありません。
日本と同じく、欧米から見れば、アウトサイダーでありながらした
たかに独自文化を広めていく北欧出身の企業群です。
■P.136より
現代のスウェーデン人の特性で、ほかの欧米人とは大きく異なるが
他人との争いごとを嫌うことです。
そのことを象徴しているのがラゴムという言葉。日本語に直すと中
庸を行けとかほどほどにしろ、謙虚であれという意味です。
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4)今日の気づき
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北欧企業の根底にはヴァイキング文化があると思われますが、それ
は必ずしも我々の考えるイメージだけでなく、小さな引き締まった
組織としての要素を多く持っているのだなと気づかされました。
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5)本書の目次
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簡易版 異文化適応能力チェックテスト
はじめに 今も海賊商人文化が生きる北欧ビジネス 可兒鈴一郎
第1章 なぜ、幸福度も生産性も北欧は世界トップクラスか
第2章 日本を世界一に押し上げた「ビジネス道」
第3章 三代続くH&Mの類いまれなるマネジメント力
第4章 不可能を可能にしたイケア流世界進出
第5章 人脈づくりを徹底する「ヴァイキング商人の教え」
第6章 スウェーデン流小さくて最強の組織づくり
第7章 北欧企業はなぜ人づくりがうまいのか
第8章 シンボリック・リーダーが成長の原動力
おわりに ワイルドなアイデアも評価される社会 オッレ・ヘドク
ヴィスト
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