こんにちは、本シェルジュの野口栄美です。
先週の2015年10月21日は、1989年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で、主人公マーティーたちが向かった未来の日でしたね。子供の頃、ワクワクしながら映画館で観た記憶があります。「未来はどうなるのかな~?!」と、みんな夢が膨らんでいたいと思います。
これから30年後の日本、どうなっているのでしょうか?皆さん、日本の未来にワクワクするでしょうか?今より暗くて辛い社会になっているんじゃないかと、不安な方もいるのではないでしょうか。
そんな方のためにオススメの一冊をご紹介します。
「ロボット」という言葉をよく耳にする今年。ロボットがこれからの日本を明るくしてくれる存在になれるかどうかは、あなた次第です。さぁ、一緒に読んでみましょう。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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ロボット革命
―なぜグーグルとアマゾンが投資するのか
本田幸夫(著)
祥伝社(2014/12/10)225頁
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396113940
今回の登場人物紹介
■ママ:おばあちゃんの介護をしていて、おばあちゃんの夜中の徘徊をいつも心配している。
■Aすけ:小学3年生。ママが大好きで力になりたいと思っている。
ママ:今日も夜中におばあちゃんが出かけちゃったりしないか心配だなぁ。。。
Aすけ:ママ、何でおばあちゃんは夜中に出かけるの?
ママ:それはお年寄りだから…。見守りロボットにおばあちゃんを見張ってもらって、ママに知らせて欲しいわ。外に出たりしたら危ないもの。
Aすけ:だめだめ。そしたら、疲れてるママまで夜中に起きちゃうじゃない。
おばあちゃんに、昼間たくさん遊んでもらえば?
僕も昼間たくさん遊んだり泳いだりすると、夜はぐっすり眠れるよ!
おばあちゃんが昼間楽しく遊べるロボットがあるといいね!
ママ:そうね!おばあちゃん、昼間はTVを見るか横になっているかで、あまり身体を動かしてないものね。
それで夜眠れないのかしら?Aすけ、ありがとう!
Aすけ:どういたしまして。一緒に楽しいロボットを探そう、ママ!
僕もおばあちゃんと一緒にロボットと遊びたいよ♪
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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 〓
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注)ページ数は、2014/12/10、初版第1刷のものです。
■ロボットの開発においても同様で、単に技術的な視点で新しいものを作るだけでなく、誰にとって役立つものか、マーケットのセグメンテーションが重要になってきます。(P.45)
■単に技術を紹介するのではなく、自らアプリを考えてこれまでの常識からすれば突拍子もないこと、ライフスタイルを変えるようなイノベーションを提案することが求められているのだと思います。(P.57)
■モノづくりの工場では活躍の場がなかった自律移動ロボットが、配送現場や先にお話しをした病院のバックヤードで活躍するようになってきたことは、ロボットにとって最適なアプリケーション(適用場面)が見つかれば、事業につながっていくことを示しています。(P.123)
■一方、サービスロボットに関しては標準化が難しく、サービスの内容や使う人に合わせてカスタマイズが必要になりますから、顧客密着、地域密着、コミュニティ密着のビジネスモデルが重要になる可能性があります。(P.141)
■iPhoneが爆発的に普及した理由は、単に便利であるだけでなく、私たちの幸福感を満足させたからではないでしょうか。そうだとすれば、ロボットはまず、私たちの幸福に資する機能を持つものでなければならないでしょう。(P.159)
■安倍首相が注力するロボット革命
…中略…「ロボットによる『新たな産業革命』を起こす。そのためのマスタープランを早急につくり、成長戦略に盛り込んでまいります。・・・」(P.162)
■東京オリンピックに向けて、ロボット技術の事業化を進め、人とロボットが共存する社会を世界に先駆けて作り上げる。ロボット技術を活用することで、超高齢国の日本は老若男女すべての人たちが元気で生き生き暮らしている。これこそが日本が世界に向けて発信するイノベーション、ロボット革命なのです。これを実現するためにも、日本人はこれまでの生き方のパラダイムを転換する決断をしなければいけません。(P.197)
■そうであれば、標準化してできるだけ安く生産したパーツを使って、中小企業がさまざまな単機能のロボットを生産する。それらのロボットを地域の業者が顧客のニーズに応じて組み合わせ、ソリューションを提供することになるのではないかと私は考えています。(P.203)
■ロボット革命を実現させるためには、単機能のロボットを販売することにこだわるのではなく、利用者の利便性を考えてビジネスモデルを作らないといけません。そうやって町丸ごとのシステムを輸出できれば、ロボット革命における出口戦略としての大きな輸出産業のひとつになると思います。(P.206)
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〓 3)今日の気づき 〓
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これから日本が確実に直面する超高齢化等の課題とどう向き合うか、一人ひとりが考える必要があります。解決の一つとしてロボットがあり、それをどう作っていくか、どう使っていくか、今わたし達が存在する2015年が分岐点となるかもしれません。
日本の未来がより豊かな世界になるよう、人間とロボットが共存し、助け合っていける社会を作っていけるといいですね。日本の未来はどんな風になるのだろうと、ずっとワクワクできるように。
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〓 4)本書の目次 〓
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もくじ
プロローグ
第1章 グーグルとアマゾンはなぜロボットに投資するのか
第2章 日本のロボット技術は世界一か?
第3章 ロボットは人間を超えるか
第4章 ロボットは人間の仕事を奪うのか
エピローグ
ロボット革命
―なぜグーグルとアマゾンが投資するのか
本田幸夫(著)
祥伝社(2014/12/10)225頁
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396113940
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