みなさん、こんにちは
本シェルジュの三上友美恵です。
「本屋大賞」をご存じですか?
全国の書店員さんが「この本は絶対に読んでほしい!」と選んだ本で、毎年
読み応えのある本がノミネートされています。
今年は直木賞候補作にもなり、まさに今いちばん読んで欲しい本が受賞しました。
小説を読まない人が増えていますが、へたな解説書よりもずっとウクライナ戦争の真実がわかる本だと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)本日紹介する書籍
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
早川書房(2021/11/25) 492ページ
逢坂 冬馬
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ロシアの歴史について知らなかった人
・ウクライナ戦争の背景が知りたい人
・女性だけの狙撃小隊が存在したことを知らなかった人
・早く戦争が終わってほしいと思っている人
⇒そんなすべての人に
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)付箋 ~本書からの内容抽出です
ネタバレになるので、内容は読んでからのお楽しみ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)今日の気づき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ウクライナの悲惨な戦争の状況を日々ニュースで目にするたび、
心が苦しくなってきます。
コロナで2年も苦しんでいる上に、まさか核戦争の危機まで上乗せされるなんて、誰も想像していなかったと思います。
正直、ウクライナがどこにあるか戦争が始まるまで知りませんでした。
独ソ戦の悲惨さも、ソ連が100万人近くの女性を従軍させた事実も知りませんでした。その国の歴史を知らないと、なぜそういう決断に至ったのか、文化に根付いた考え方など理解できません。
戦争が誰も幸せにしないことは、前の世界大戦で身に染みたはずなのに、戦争はその後もあちこちで起こってしまう。
どうか、一日も早い平和が訪れるように。祈りをこめてこの本を多くの人に読んで欲しいと思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)本書の目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プロローグ
- イワノフスカヤ村
- 魔女の巣
- ウラヌス作戦
- ヴォルガの向こうに我らの土地なし
- 決戦に向かう日々
- 要塞都市ケーニヒスペルグ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
同志少女よ 敵を撃て
早川書房(2021/11/25) 492ページ
逢坂 冬馬
コメントを残す