こんにちは!本シェルジュの関です。
19回目の投稿です。
みなさんは、本を読んでいますか。
読書は楽しいですよね。私は一時期「新宿鮫」にはまり、全巻一気に読み耽りました。
しかし、読書の良いところは楽しいだけではありません。
執筆する側に立つと分かりますが、本を書くというのはその準備に多くの時間、お金、労力を費やし、多くの知識、経験を注ぎ込みます。
読書は、ほんの少しお金を払うだけで(図書館で借りればタダ!)、一瞬で、その貴重な価値を手にすることができるのです。
本書は、分かっているようで分かっていない、本を読むことの重要性や効用を教えてくれます。そんなことは分かっているよという方は、本の選び方だけでも参考になります。
私も新宿鮫一本というような偏りなく(笑)、様々な分野の本を読んで知識を広げたいと思います。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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本を読む人だけが手にするもの
藤原和博(著)
日本実業出版社(2015/10/1)270頁
http://goo.gl/YGIXlI
今回の登場人物紹介
■S:本シェルジュの1人
■V:本シェルジュ仲間
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V:最近本を読んでる?
S:忙しくて、本シェルジュなんて名乗るのも恥ずかしいくらい読んでないよ。
V:セミナーの講師してるけど、教える立場に立つ者にとって、幅広い知識の補充に読書は必須だよね。
S:そうだよね。この本の著者も、300冊のブレイクスルーといって、年間100冊の読書を3年続け、300冊を超えたあたりから、自分のなかから言葉があふれ出すようになったと語っているよ。
V:圧倒的な読書量は、発言する際の自信にもつながるよね。
S:時間がないなんて言い訳している場合じゃないね。今後の人生を実りあるものにするためにも、時間を作って読書に励むことにするよ。
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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 〓
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注)ページ数は、2015/10/20、第2刷のものです。
■「彼はヒットした記事に参考文献として挙げられていた2冊の書籍のタイトルをメモしたうえで、図書館に向かった。そこで目当ての本を手に取ると、さらに偶然目にしたテーマに関連しそうな本も2冊手に取った。その学生は言う。「ネットだとキーワードで調べたものしかヒットしないという面があるのに比べて、本は検索では結びつかないようなものも拾ってこられる」」(29頁)
■「つまり、『半島を出よ』という本を読むということは、村上龍さんがそれに傾けた人生を読むことにもつながるのだ。とりわけ構想から10年の思索と、200冊を超える書籍や資料、大量のインタビュー取材という投資を行って考え抜いた物語を「共有すること」なのである。しかもそれを、エンターテインメント作品として楽しむことができる。」(78頁)
■「読書は、著者の脳のかけらをつなぐ行為だという話をした。自分の脳に取り込まれた他社の脳のかけらが増殖して、それが互いにつながり始める。そこから、新たな考えや意見が形成される。その副産物として、未来を予測することもできる。」(90頁)
■「年間100冊を3年続けると300冊になる。300冊を超えたあたりからだったと思うが、自分のなかから言葉があふれ出すようになった。世間のさまざまな事象に接して、自分も何か語りたくなるのだ。」(125頁)
■「どのような本を読むかについては、おおよそ6つのパターンがある。・・・5つ目としては、これを挙げることに多少の戸惑いはあるのだが、アマゾンのリコメンド機能も私のなかで無視できない存在になりつつある。まんまとアマゾンの営業戦略にハマっていることを自覚しながらも、つられてクリックするということを意外とやってしまっている。しかしこれも、私の通常の選書パターンであれば手に取らなかったであろう本に出会うことができるため、面白い。」(175頁、176頁)
■「よく研究者や作家の子どもが本好きになりやすいというが、それは家に本がたくさんあるからではない。小さいころから、親が本を読む姿を見ているからだ。子どもにとって最高の教材は、いつも、大人の学ぶ姿なのである。」(191頁)
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〓 3)今日の気づき 〓
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子どもに本を読む習慣を身に付けさせてあげることは親の義務だと思うほど、読書は人生に影響を与える重要なことだと再認識しました。
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〓 4)本書の目次 〓
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はじめに
序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない
第1章 本を読むと、何が得か?
第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った
第4章 正解のない時代を切り拓く読書
第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
あとがきにかえて
付録 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊
本を読む人だけが手にするもの
藤原和博(著)
日本実業出版社(2015/10/1)270頁
http://goo.gl/YGIXlI
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