こんにちは。本シェルジュの川原茂樹です。
今年もあと1ヵ月ちょっと。今年の目標は達成できたでしょうか?
1月に立てた今年の目標。私はちゃんとメモしてなくて、もう思い出せない…
今年はもうムリと開き直って、今から来年の夢を描くのもいいですね。
今日ご紹介する本は、独立系コンサルタントのための本です。コンサルタントというと、自分には関係ないと思うかもしれませんが、殆どの職種に、コンサルタント的要素が含まれます。
ここでご紹介するコンサルタントは、上から目線で教えるのではなく、クライアントと一緒に考え、成長してく、パートナー型コンサルティングです。
ビジネスの基本は、お客様との信頼関係を深めることから始まる。売り込みをせず、お客様に貢献し、納得の報酬をいただく、という流れは、 全てのビジネスパーソンに参考になるでしょう。
年間報酬3000万円超えが10年続く、というサブタイトルも気になります。人生100年時代、将来に備えて、視野を広げる1冊です。
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1)本日紹介する書籍
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年間報酬3000万円超えが10年続く
独立系コンサルタントの成功戦略
和仁 達也 (著) (かんき出版 2019/9/19)336ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4761274433/
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2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
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・これからコンサルタントとして独立しようか考えている人
・コンサルタントとして独立して間もない人
・コンサルタントで稼いでいる人の考え方、行動を知りたい人
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■ 自己PRより、プチ・コンサルで話を聞こう (p49)
セミナーや講演会の休憩時間に名刺交換する
ここで、自分の自己PRに走ったら、落とし穴にまっさかさまです。
(中略)
「あたなのやっていることを知りたいです」とキラキラした目で聞くのがポイント
(中略)休憩時間が終わるころに、
「よかったら、今度情報交換しませんか。続きをぜひ聞かせてください」
と締めくくります。
■ 1分間の自己紹介、すべてにおいて『相手起点』で考える (p82)
自分を知ってもらうことより、その場の人が聞きたがっていることを話すのが大事なのです。そのためには、まず相手をよく分析することです。
相手のお困りごとトップ3を想定し、自己紹介に織り交ぜます。
(中略)
自己紹介の後の懇親会で名刺交換の列ができるような自己紹介にするのです。
■ 他人ごとを自分ごととして考えよう (p167)
コンサルタントに向いている人は、何と言っても「相手のビジョンの実現に興味がある人」です。加えて「自らも成長を続けたいという意欲がある人」
(中略)
人の喜びを自分の喜びのようにとらえられるなら、コンサルタントを生涯の仕事にできるのではないでしょうか。
■ お客様は神様ではありません (p172)
クライアントは神様だという考え方だと落とし穴にハマります。
なぜなら、クライアントの言うことすべてを聞いていたら自分の軸がブレるからです。
軸がブレたら信頼は得られません。
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4)今日の気づき
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すべてにおいて『相手起点』で考える。相手のお困りごとを想定して話す。これらは知識として知っていても、実践するのは容易ではありません。
この本では、具体的な事例ストーリーが沢山紹介されていて、自分が経験したシーンに重ね合わせてイメージできるので、理解しやすい。
そうなんです。単に言葉だけでなく、ストーリーやイメージのレベルで相手と共有することが大切なんですね。
時間や空間を共にして、一緒に体験し、楽しむ。
それが『相手起点』の原点なんだと思いました。
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5)本書の目次
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はじめに
本書の構成
第1章 独立系コンサルタントは見込み客とどうやって出会うのか
第2章 独立系コンサルタントはプロフィールをどう書くか
第3章 これからの独立系コンサルタントの「あり方」とは
第4章 独立系コンサルタントの戦略的情報発信術
第5章 独立系コンサルタントの勉強法
第6章 10年スパンで考える独立系コンサルタントのキャリア戦略
第7章 独立系コンサルタントがあえてコミュニティを必要とする理由
おわりに
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年間報酬3000万円超えが10年続く
独立系コンサルタントの成功戦略
和仁 達也 (著) (かんき出版 2019/9/19)336ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4761274433/
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