こんにちは、「本シェルジュ」の冬野です。
最近、ノートに文字を書かなくなったと感じませんか?
ところが、このノートの取り方を工夫すると、地頭がよくなるという一冊。
筆者のスタンフォード大学での授業や実践経験に基づくものなので、思考法として確立されているだけでなく、今日から手軽に使えるものばかり。
今日からノートの取り方を工夫して、「あの人、頭がいいなぁ」とか「あの人はいつも良いアイデアを出すなぁ」と言われる地頭のよさを実感しませんか?
1)本日紹介する書籍
地頭が劇的に良くなる スタンフォード式超ノート術
SBクリエイティブ株式会社(2021年3月22日)
柏野 尊徳
Amazon URL https://amzn.to/3fut6W8
2)本書を選んだ理由
どんな方に読んでいただきたいか?
普段、考えがまとまらない!アイデアが出ない!!と感じていらっしゃる方
最近、パソコンでの仕事が増え、ノートを取らなくなったと感じていらっしゃる方
オンラインの会議が増え、チームメンバーとの共感が弱くなったなと感じていらっしゃる方
3)付箋 ~本書からの内容の抽出です
はじめに
いざ現地(スタンフォード)行ってみると、教授も学生も、使っていたのは「紙とペン」でした。
とにかく、書く、書く、書く・・・・。人生でこんなに紙とペンを使ったことはないと言うくらいに、クラスで紹介される様々なフレームワークを通じて、ひたすらアウトプットをしていくのです。
序章
次の3つの能力こそが地頭力の正体と言えます。
1.発想力→常識にとらわれず、スピーディに大量のアイデアを生み出せる力
2.論理的思考力→自分なりの視点で物事を整理・分析できる力
3.共感力→周囲の共感を得ながら、実際に現実を換えていく力
本書では「付箋」「ノート」「ボード」という、ビジネスシーンで普遍的なツールに絞ってその効果的な使い方を紹介しています。
第一章 右脳から発想があふれだして止まらなくなる「アイデア・ノート」
あえて意識的に「付箋を捨てるように使うトレーニング」を心がけてみてください。(中略)そうやって付箋を使えるようになることによって、日本人の仕事に足りない「プロトタイプをつくる」という重要な感覚を身につけることができるからです。
スタンフォードでも「アイデに執着したらうまく行かない」と教わりました。
第二章 左脳で論理的に思考を整理する「ロジカル・ノート」
私は、スタンフォードで現地の学生や教授は勿論、ベンチャー企業に投資する投資家や新しいプロダクト開発するデザイナーなど、様々な人と交流する機会がありました。共通していたのは、なにが明らかな事実でどこからが自分が考えたアイデアや意見なのかを把握した上で議論している人ばかりだったということです。
第三章 相手の右脳と左脳に響かせる「プレゼン・ノート」
感性に訴えるストーリーと、理性に訴えるストーリーの両方を意識することによって、一人だけでは生み出せない大きな成果をチームや組織単位で生み出すことができます。
相手からの信頼を勝ち取る重要なポイントが「相手への共感」なのです。
第4章 チーム全体の地頭力を高めるボードの使い方
私の経験でいえば「チームでの会話量が多いほど、アイデアがたくさん生まれている」という実感があります。そして、会話量が多くてアイデアが多いチームほど、最終的にアイデアを整理したときに質の高い解決策を得ている傾向があります。
アイデア選択でよくある間違いは、「いますぐできることが完璧に予想できる、間違いのないアイデア」を選ぼうとすることです。
第5章 脳をさらに高速で回転させる方法
仕事ができる人とと、そうでない人の違いは何でしょうか?それはスピードです。プロの仕事と素人の仕事の違いは、いかに早く完了できるかです。
多少粗くても構わないので最速でやることがシリコンバレー流なのです。
5)本書の目次
序章 スタンフォードで教えている最先端のノート術
第1章 右脳から発想があふれ出して止まらなくなる「アイデア・ノート」
第2章 左脳で論理的に思考を整理する「ロジカル・ノート」
第3章 相手の右脳と左脳に響かせる「プレゼン・ノート」
第4章 チーム全体の地頭力を高めるボードの使い方
第5章 脳を更に高速で回転させる方法 Amazon URL https://amzn.to/3fut6W8
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