こんにちは。本シェルジュの野口栄美です。
昨日、我が家にスマートスピーカーが来ました。
話しかけると色々なことを答えてくれて、便利です。料理を作りながらでも
知りたい情報が入ってくるので、一々手を止めなくていいので、時間の節約にもなります。
話し掛け過ぎ、遊び過ぎると、逆効果かもしれませんが。笑
毎日楽しそうに生きている人、仕事がうまく行っている人、結果を出している人、
そういう方々は、そうじゃない方と何が違うのでしょうか。
その違いは、「時間の使い方」のようです。
「限られた時間の中で、最高の結果を出す方法」を、小手先の時短テクニックではなく、
著者の非常に類まれなる経験を基に、原理原則からしっかりと納得がいくよう
伝えてくれている1冊をご紹介いたします。
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1)本日紹介する書籍
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仕事ができる人の最高の時間術
明日香出版社 (2017/12/8) 230ページ
田路 カズヤ(著)
http://www.asuka-g.co.jp/book/business/008813.html
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2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
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毎日忙しい忙しいと言っている人、こうなりたいと漠然と思っていても行動になかなか移せず、
毎日を受身で過ごしている人。私も含め、沢山いらっしゃると思います。
限られた時間の中で最高のパフォーマンスをあげ、目標を達成するためには
まずは「意識」を変えることが重要なようです。
それが難しいんでしょ!っと思われる方がほとんんどだと思います。
本書は、さらっと読めばすぐに読み終えますが、本文中のワークシートを納得の上
きっちりやれば、たくさんの研修を受けるのと同じ効果があるかもしれません。
限られた時間を無駄に消費せず、本当に重要なことに集中して「投資」したいと
思っている方、部下の育成に悩んでいるマネージャーの方々、ROT(時間生産性)を
上げたいと思っている方々等、沢山の方に読んでいただきたい1冊です。
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■P.16
つまり、人生や仕事を成功させるためには、まずは「意識」を変えれば良いと
言っているわけです。私もこの考え方に、何の異論もありません。
■P.17
「意識」を変えるために最も重要なことは、自分の本能に眠っている
「パッション(情熱)」や「ミッション(使命感)」を自覚することです。
■P.44
「パッション」「ミッション」「ビジョン」を潜在意識にまで埋め込むことで、必要な
「アクション(行動)」を選択し、継続実践することができるようになるのです。
■P.62
考え抜いた「戦略」「戦術」を「行動」に移し、狙った通りの結果を生み出すと
いう「狙って落とす」成功体験を積み上げることは、とても大切なプロセスです。
■P.69
目の前のことを一生懸命やるのはアタリマエです。戦略な「スケジュールの組み方」が
結果に大きな違いを生むのです。
■P.105
人は、自分と向き合えて始めて、前に進む本当の強さを持つことができるのです。
■P.210
つまり、「信頼性」を磨くことこそが、究極の『仕事ができる人の最高の時間術』と言えます。
■P.215
ナンバーワンになる難易度は非常に高いですが、オンリーワンとしての「希少性」であれば、
誰にでも実現可能です。
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4)今日の気づき
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自分の「現在の人生時給」、「理想の人生自給」を考えるのと考えないのとでは、
大きな差ができそうです。
今まではあまり、「ROT(時間生産性)」を意識してなかったように思います。
「パッション」「ミッション」「ビジョン」もぼんやりしていたかもしれません。
これらを意識して高めていき、しっかり自分の言葉にできるところまで考えていくと、
自分の時間価値が高まり、毎日今まで以上に楽しく、いきいきと過ごしていけるかもしれません。
そして、周りの人への感謝を忘れず、信頼してもらえる人間になるよう生きていきたいですね。
まずはワークシートをダウンロードして、一つずつ意識を変えていきます!
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5)本書の目次
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はじめに
第1章 時間に対する意識を変える
ステップ① 「寿命時間」を計算する
ステップ② 「人生時給」を設定する
ステップ③ 「パッション」を言語化するステップ④ 「ミッション」を言語化する
ステップ⑤ 「ビジョン」を言語化する
ステップ⑥ 「主体的な仕事の目標」に変換する
第2章 仕事ができる人の「年間スケジュールの組み方」
ルール① 目標は高く、達成期日は前倒しで設定する
ルール② 「戦略」と「戦術」を考え抜く時間を確保する
ルール③ 8割の成果を生み出す2割の時間を確保する
ルール④ 1年間の予定を逆算して組む
ルール⑤ 定例業務・恒例行事のスケジュールを確保する
ルール⑥ 心技体を磨く時間を確保する
第3章 効率が良くなる「1日のスケジュールの組み方」
ルール① アポ設定は自分が主導権を握る
ルール② 7時間睡眠を確保する
ルール③ 出社・退社時間を決める
ルール④ すべての予定を45分単位で管理する
ルール⑤ 3つの時間割で管理する
ルール⑥ ランチタイムを戦略的に活用する
ルール⑦ 1日15分間の内省の時間を設ける
第4章 忙しいから解放される「時間の使い方」
ステップ① 何に時間を使っているか分析する
ステップ② 優先順位を見直す
コラム タスク管理における「優先順位を見直す」
ステップ③ ムダなタスクをやめる(決断する)
コラム 「探しもの」をする時間をなくす
ステップ④ タスクを仕組み化する
ステップ⑤ 他の人に任せる
ステップ⑥ 「他の人」の「他のタスク」とコラボする
ステップ⑦ 一石二鳥を狙う
ステップ⑧ マイルールをつくる
コラム メール管理を「ルール化する」
ステップ⑨ ルーティン化して早く確実に行う
ステップ⑩ タスクの時間を短縮する
コラム 会議を短縮する
第5章 時間の投資先を決める
ステップ① 「目的」「目標」「戦略」「戦術」の違いを理解する
ステップ② 「目標達成シナリオ」を描く
ステップ③ 8つの「戦略」を描く
ステップ④ 64の「戦術」を描き、10に絞る
ステップ⑤ 周囲に公言する
ステップ⑥ PDSAサイクルを最速で回す
第6章 「信頼性」を磨くことこそが究極の時間術
コラム 信頼される「質問力」
おわりに
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仕事ができる人の最高の時間術
明日香出版社 (2017/12/8) 230ページ
田路 カズヤ(著)
http://www.asuka-g.co.jp/book/business/008813.html
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