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  2. 働く君に贈る25の言葉
  3. ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
  4. 教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン
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  8. 「言葉にできる」は武器になる。
  9. いい会社ってどんな会社ですか?
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ビジネス書書評の本シェルジュ

働く君に贈る25の言葉

みなさん、こんにちは。本シェルジュの園田泰造です。
本日ご紹介する本は、一般的には新社会人向けのものです。知り合いの社会人
二年目になる青年が、早くも辞めたいと言っているとその父親から相談を受け、
この本を紹介しました。

著者の佐々木氏は、東レで取締役を経て、経営研究所社長まで務めた人物です
が、ご家族にはご病気はじめさまざまなアクシデントが発生し、大変な苦労を
なさったようです。

ところが、そのことの恨みつらみは一言も出てきません。また逆に自慢めいた
話も出てきません。現実を受け入れつつも、前向きに精いっぱい生きてきた筆
者の説得力ある言葉にただただ納得するばかりです。

新社会人だけでなく、社会人としては、かなりの経験を積んできているはずと
思っていても、「これは今からでも遅くないぞ」と思える仕事の仕方や考え方
が満載です。

非常に読みやすい本なので、二、三日で読み切れてしまうでしょう。でも、そ
の読後感は爽やかで、思わず翌日の朝が楽しみになってしまうかもしれません。

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1)本日紹介する書籍
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働く君に贈る25の言葉 (ポケット・シリーズ)
WAVE出版 (2013/5/24) 207ページ
佐々木 常夫(著)

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2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?
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新社会人はもちろんのこと、30~40代やそれ以上のビジネスマンにとっても、
仕事で行き詰まったり、会社を辞めたくなったりして思い詰めている方や、
ついつい毎日の仕事があたりまえのように感じられ、なんの疑問も持たなく
なってしまっている自分に気付いてしまった方、いくつになっても成長し続
けていきたいすべての方へ、お勧めします。

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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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P51  私は、「ワーク・ライフ・マネジメント」という言葉の方が適切だと思
っています。(中略)君は人生の主人公です。決して、君以外のものにその座
を譲り渡してはなりません。

P58  なかには40代後半からじっくり伸びてくる人がいるのも事実です。(中
略)どういうひとか?(中略)彼らに共通する点をひとつ挙げるとすれば、そ
れは「ひたむきさ」です。

P65  私は常々、「プアなイノベーションより、優れたイミテーションを」と
言っています。(中略)自分の「オリジナル」などにこだわるのは愚かなこと
です。(中略)凡を極めて、非凡に至る。これこそ、君が成長する秘訣です。

P117 趣味を深めていくと、「本物」と「偽物」の違いがわかってくるという
こともあります。(中略)この本物の「重量感」とでもいうのでしょうか、そ
の感覚をつかんでいるかどうかは、おそらく仕事力にも関係があります。(中
略)それだけではありません。もっと重要なことがあります。本物は、私たち
に異次元の経験をさせてくれるのです。

P122 だからこそ、私たちは気をつけなければいけません。というのは、怒る
ことを避けたいので、人は、相手の多少のミスは見て見ぬ振りをしてしまいが
ちだからです。しかし、言わないけれど相手は冷静にそのミスを見ていて、君
に対する評価を下げています。

P127 もちろん、反省もせず、同じミスを繰り返すことは避ける必要がありま
す。君も今回の失敗の原因を心に刻み付けなければいけません。せっかく失敗
したんだから、生かさなきゃ損ですよ。

P134 そこで、私は、「今は耐えるしかない。しかし、俺が課長になったら全
部変えてやる」と気持ちを切り替えました。「課長になったら絶対にしないこ
と」「必ず実行すること」などをノートに書き出しながら、自分の仕事術を磨
き続けたのです。

P149 その人の存在そのものが、周りの人たちを元気にする。その人がいるだ
けで、周りの人にも自然とやる気が湧いてくる。そして、「また、この人と一
緒に仕事がしたい」と思える。そんな人こそが、リーダーなのです。

P182 「何のためにこんな苦労をしているのか」といった、「何のため」とい
う問題ではないのだ。要は、自分が出会った人生であり、自分が選んだ人生な
のだ。それは運命として引き受けるしかない。恨んでも愚痴を言っても、事態
は変わらないのだ。(中略)運命を引き受けることこそ、生きるということな
のです。

P202 大事なのは、相手の幸せを願うことです。「相手にどうなってほしいか
?」ではなく、「相手が幸せになるには、どうすればいいか?」を考える。こ
れを生きる軸に据えるのです。そうすれば、何をすべきなのかおのずから答え
は見えてきます。

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4)今日の気づき
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冒頭でお話しした通り、この本を読んだきっかけは、社会人二年目の若者に向
けてエールを送るために、自分でも読んでみたということではありましたが、
つくづく新卒のころの自分自身にもぜひ読ませたいと思ったと同時に、今から
でも遅くない、仕事をし続けている限り一生役立つ本だと心から思いました。
座右の書、などとよく聞きますが、私にとって初めての座右の書になりそうで
す。

この本の良いところは、仕事の進め方について、ただ教訓を垂れるのではなく、
著名なビジネス人や著者自身の実例を数多く引き合いに出しており、説得力が
半端ないことと、精神論だけで終わらずに、必ずその具体的な実行方法まで、
記載があることです。これで読者はそれを実行しないわけにはいかなくなりま
すよね。

増してや、著者はプライベートで大変な苦労をしており、これだけのことに、
必死で取り組んできた著者の苦労に思えば、自分の苦労なんてちっぽけなもの
だと思える点も背中を後押ししてくれる要因かもしれません。

気づきとしては、やはり何が起きても、自分が選んだ人生だと受け入れた上で
前を向いて歩き続ける強さが人間必要だが、工夫次第で、なんとかなるものだ
と著者から温かいエールを送ってもらえることで、勇気が湧いてくることでし
ょうか。

折に触れて、読み返すべき書を見つけてしまいました。

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5)本書の目次
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はじめに
第1章 自分を磨くために働く
第2章 成長角度を最大化する
第3章 仕事の要を知る
第4章 どこまでも真摯であれ
第5章 とことん自分を大切にしなさい
エピローグ
あとがき

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働く君に贈る25の言葉 (ポケット・シリーズ)
WAVE出版 (2013/5/24) 207ページ
佐々木 常夫(著)

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献本について

記事

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