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ビジネス書書評の本シェルジュ

地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた

こんにちは。
本シェルジュの岡田です。
今日ご紹介する本は、「地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた」。
著者の山本聖さんは、小田急百貨店でマーチャンダイザーをしていた経験をいかし、現在は日本各地の地域ブランドづくりに携わっています。
「本気で勝てる地域ブランドづくり」に取り組み、トライ&エラーを繰り返す中で得られた貴重なノウハウがこの一冊に詰まっています。

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 1)本日紹介する書籍               
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地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた
株式会社クロスメディア・パブリッシング (2015/6/21) 270ページ
山本 聖(著)
http://www.cm-publishing.co.jp/9784844374176/

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 2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき? 
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ここ数年、6次産業化という言葉をよく耳にするようになりました。
6次産業化は、農林漁業者(一次産業)が、自ら食品加工(二次産業)、流通・販売(三次産業)に取り組む経営多角化のことで、生産者の所得向上や地域活性化につながると期待されています。
私は、仕事で6次化商品を手にする機会があるのですが、売れる商品もあれば売れない商品もあり、商品作りや販路拡大の難しさを感じています。
品質の良いものが売れる訳ではないし、生産者の思う「良い商品」と買う人の思う「良い商品」が違っていることもあるし。
そのため、「東京で勝てる地域ブランドのつくりかた」はどんな方法なのかなと興味をもち、本を手に取ってみました。
著者ご自身の経験をもとに、事例を織り交ぜながら自分の言葉で書かれているので分かりやすくて、地域活性化や6次化、商品開発にご興味のある方におすすめの一冊です。

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 3)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 
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序章 だれでも地域ブランドづくりはできる!
(P15)タイトルに込めた思い
「東京で勝てる」という文言がタイトルに入っていますが、勘違いされないように補足しますと、東京というマーケットで成功を収めることはあくまでも手段であり、地域で愛され、人やお金が地元に循環してくることが地域ブランドの最終目標である、と考えています。
しかし、「東京が欲しがる」くらいまでブランド価値を高めないことには、人やお金が地域に集まることはありません。

第1章 地域ブランドとは何か
(P32)「お客様」と「自分」を知る
私が地域ブランドづくりのお手伝いをするとき、プロジェクトに参画する地域のみなさんに必ず、何度も問いかけることがふたつあります。
「お客様を知っていますか?」
「自分を知っていますか?」
「お客様を知る」とは、作り手ではなく消費者目線、つまり「消費者ニーズ」ありきで商品開発をすすめてくださいということです。
従来型の支援機関の方は、地域や企業に対する愛情が深いので、無意識のうちに思考が作り手側、地域側に片よりがちです。
その結果、支援の現場ではこのような会話がなされることになります。
「良い商品なのに、何で売れないんだろう・・・」
「やっぱり不景気だからですかねぇ」
(中略)商品の善し悪しを決めるのは作り手ではなく、マーケットです。

第3章 売れる地域ブランドをつくるための5つのポイント
(P145)ビジョンなきプロジェクトは成功しない
「この地域ブランドが成功した暁には何があるのか」ということを、しっかり考えてください。
そしてそれを、ブランディングを通して地域内外にしっかりと伝えてください。
地域ブランドですから、「地域資源を守りたい」「街を元気にしたい」「文化を承継したい」といった内容が多いのではないかと思います。
こうしたビジョンや大義が強く明確なほど、人が集まりやすくなり、プロジェクトの推進力は増します。

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 4)今日の気づき                       
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2章では、商品の企画から消費者の手に渡るまでのプロセスを示し、売れない商品はどのプロセスに課題があるかについて説明しているのですが、図式化されていたのでとても分かりやすく、これまでぼんやりと頭の中にあったことを整理することができました。
いまは、6次化商品が完成した後に関わることが多いのですが、生産者の方は自分達だけで商品作りに取り組んでいるケースが多いと思うので、これからはもっと商品作りの初めの段階から関われるようになりたいと感じました。

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 5)本書の目次                        
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序章 だれでも地域ブランドづくりはできる!

第1章 地域ブランドとは何か
・「お客様」と「自分」を知る
・ブランドとは?
・ブランドは土地に宿る
・地域ブランドの目的とは?

第2章 出口から考える市場化
・市場化プロセスとは
・出口を考えてから商品を作る
・ものが売れない三大要因
・地域ブランドづくりはコストがかかる
*市場化プロセスの改善例 カワバタプリント(京都川端商店)

第3章 売れる地域ブランドをつくるための5つのポイント
・売れる商品の共通点
・売れる商品の5つの共通点
・ブランド設計の仕方
*ブランディング整理シートの活用例 ティーアラースの商品提案書 (ティーラアース)

第4章 地域ブランドのチームづくり
・人材の棚卸をする
・役割分担を決める

第5章 マーケットへ団体戦で攻め込む
・ニッポン・モノ・イチの支援スキーム
・団体で戦うメリットとは
*団体戦の事例 ヒロシマデパートメント(ひろしま産業復興機構)

第6章 人は「何」ではなく、「なぜ」に動かされる

第7章 LOVE CHICHIBUプロジェクトが再起できた理由

第8章 特別寄稿 いしがきブランディングプロジェクトの歩み

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地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた
株式会社クロスメディア・パブリッシング (2015/6/21) 270ページ
山本 聖(著)
http://www.cm-publishing.co.jp/9784844374176/
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