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ビジネス書書評の本シェルジュ

地方は消滅しない!

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□■本シェルジュがオススメする今日の一冊■□

~本シェルジュ達から、頑張るビジネスパーソンへの贈り物~

本シェルジュ=本のコンシェルジュのことです。

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皆さんこんにちは。本シェルジュの吉田です。

めっきり深秋に差し掛かり、紅葉の季節になりました。

秋は物悲しい雰囲気がありますが、地方経済も少子高齢化で、物悲しい雰囲気に

あります。ゆくゆくは、地方は消滅するとささやかれていますが、そんな雰囲気を一蹴する一冊を紹介します。以前紹介した「地方消滅」へのアンチテーゼとしての一冊ですが、見方を変えることは大事だと気付かされます。

 

 

<目次>

1)今日のオススメの一冊

2)付箋

3)今日の気づき

4)本書の目次

 

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〓 1)今日のオススメの一冊                   〓

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地方は消滅しない!

宝島社(2015/10/23)

上念 司 著 木下斉 協力

231ページ

Amazon URL

http://www.amazon.co.jp/dp/4800245532

今回の登場人物紹介

鉄オタ てつろう(て)

メーテル(メ)

-----------------------------

て:今度の週末は田舎へ鉄道の旅だ!でもあの路線廃止間近なんだよね。

メ:いまや、地方路線は廃止、廃止ですもんね。

て:地方は人も減って厳しいもんね。

メ:あら?人口減少=地方消滅でもないのよ。この一冊を旅の途中で読んだら?

て:へぇーー。当たり前と思ったことがそうでもなかったりするんだね。

メ:そうね。そう思うと、旅もより一層興味深くなるわね。

て:でも、この本、地方のおいしいものとか書いてあればもっといいのに・・。

メ:・・・そういう本じゃないだろ!

 

 

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〓 2)付箋              〓

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■P76

「人口が減ったから○○になった」という言説は、基本的に誰も責任をとりたくない場合に使う魔法のコトバだと認識してください。~増田レポートのロジックも結局は、これまで実施してきた数々の地方活性化策が失敗だったことを隠ぺいしたり、自分たちの既得権益を守るための論点のすり替えかもしれません。

 

■P99

答えは簡単です。官主導の地方再生、地方活性化策はいつも「コンパクトシティ」や「人口増加」といった概念を理想として、それに近づけようとする頭でっかちなやり方だからです。そうした官主導の現実無視のやり方は、「普通に商売をして儲けを出す」という、地方経済にとって最も必要なことの邪魔になります。

 

 

■P107

(補助金事業失敗パターン)

政府が各種補助金の予算をつける↓

地方自治体の役人に補助が出るぞという情報が流れる↓

役人が首長と議会の有力者にご説明して説得↓

地方議会で補助金事業が可決↓

補助金をゲットして建物を作る↓

需要予測がはずれて赤字になる↓

税金を投入する↓

再び赤字になる↓

税金を投入する↓

再び赤字になる(以下繰り返し)

■P192

ところが、名ばかりコンサルタントは手っ取り早く~なんでもかんでも無理やり成功事例に当てはめて、結局民間では手を付けられないプランになってしまいます。そうなるとまた補助金の出番です。~本書でお伝えした成功事例からくみ取って欲しいのは~「補助金に頼らないこと」です。

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〓 3)今日の気づき                       〓

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話題になった増田レポート、地方消滅に真正面から異を唱える一冊です。しかし、読み進めると納得できる部分も多くあります。実際、ただ単純に高齢者を地方に戻しても余計、地方財政は疲弊します。青森市の例が取り上げられてますが、どこの地方都市にもお荷物ショッピングセンターはあり、同じように図書館が入ってます。地方は、自ら自分の首を絞めているようです。

また、物事は見る方向によって、全く違う結論になるのだとも感じました。

しかし、自分自身、東北の大震災のある自治体の復興計画を見たとき、一日10本も列車が走らないところにこんな大がかりな都市計画は必要なのか?コンサルが儲かるだけなのでは?と感じた違和感に通じるものがありました。

本書は、地方再生をテーマとしていますが、何事も固定観念にとらわれず、自由な発想が必要と感じました。

 

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〓 4)本書の目次                        〓

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【目次】

第1章 増田レポートへの違和感(人口減少で地方消滅!?トンデモ過ぎる増田レポート 人口が減っても、地方は滅亡しない ほか)

第2章 人口問題の真実(「人口が減ったから○○になった」のウソ 今さら聞けない「マルサスの人口論」徹底解説 ほか)

第3章 補助金で衰退する地方経済(アニメイベントで地方活性化は本当か? 典型的な墓標としてのアウガ ほか)

第4章 増田レポートが触れていない「地方の底力」(普通にビジネスをするということ 事例1/補助金をなくせ!「オガール紫波」の挑戦 ほか)

第5章 儲ける地方は生き残る(クリエイティブな言い訳はもうやめにしよう 動かなければ、恩恵も受けられない ほか)

 

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□■本シェルジュがオススメする今日の一冊■□

~本シェルジュ達から、頑張るビジネスパーソンへの贈り物~

本シェルジュ=本のコンシェルジュのことです。

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献本について

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