メルマ以外の小説紹介コーナー

これは秀逸ですね。七竈と雪風のラブストーリーにみせかけて、実は雪風もかわいそうな大人側の人だったのかもしれない。可哀想でなくて、可愛そう。大人側(犬もいたけど)も、何やってんだかという抜け出せないとじた空間でもがく人々。哀れなのではなく、愛されるべき人々だった。 そして七竈はやがて大人になる時期をむかえ、この閉じられた完全なる空間は、破られることになる。終りでなく始まりの余韻と、大人たちの閉じ込められたままの余韻。楽しめました。

:このばかばかしさ。おもろい。結局ホルモーって何よって感は残るけど、ホルモーの要素がなければ大学のドタバタ青春恋愛小説なんだろうね。どんな映画になるんだろう。オニのイメージがたのしみだなあ。百鬼夜行的な感じ? 夜は短し歩けよ乙女 と京都のドタバタ青春活劇という感じではにているけど、こっちの方が文学的要素の文体がないだけ読みやすいのかも。