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ビジネス書書評の本シェルジュ

戦略と実行―組織的コミュニケーションとは何か

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こんにちは! 本シェルジュ田中聡子です。
今月の本シェルジュは、「戦略」がテーマです。
戦略の意味を辞書で調べると「敵に勝つ為の大局的な方法や計算」とあります。
では、自社に合う戦略は事前に見つけられるのでしょうか?
今日紹介する本では、そもそも戦略をベストな存在ではなく、「発展途上の仮説」
と位置付けています。
そして、その戦略を効果的に実行するために必要なものがコミュニケーションだと述べています。
この本を読んで歯医者さんを思い出しました。歯に詰め物をしてもらう時は、
1.型どりをして、
2.歯にはめて、
3.患者さんに違和感の有無を確認して、
4.研磨したあと2と3を繰り返して、仕上げますよね。
これと戦略の構築・実行プロセスが似ていると考えたのです。
腕の良い歯医者さんでも、型どり=現状分析だけでぴったりの詰め物を作ることは
難しいでしょう。患者さんと一緒にコミュニケーションを取りながら
調整を繰り返すことで納得感のある仕上がりになり、その後も歯が有効に使える
ようになるのです。成果を一緒につくる、という面では共通点が多いのではと
考えました。
優れた戦略も大切ですが、現場のメンバーの合意や納得が戦略を機能させる鍵に
なること、そしてそこに必要なコミュニケーションがどういうものかが
読み進むうちに伝わってきます。
戦略という、遠い存在に思われがちな言葉を現場と結び付けてくれる
1冊です。ぜひお手に取ってみてください。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
戦略と実行―組織的コミュニケーションとは何か
清水 勝彦 (著)
日経BP社 (2011/3/24)

今回の登場人物紹介
◆田中:本シェルジュ
◆モリさん:田中行きつけの美容師さん
-----------------------------
モリさん:田中さん、今日は何の本を読んでいるんですか?
田中:今回は皆で決めたテーマに沿って戦略の本を読んでいます。
モリさん:何だか難しそうですね・・・。
   
田中:そうですね、「戦略」って難しそうな雰囲気がありますよね。
   でもこの本を読むと、戦略も使えてナンボだな、と思えて
   戦略という言葉が少し身近に感じられるようになりますよ。
   
モリさん:そうなんですね。どれどれ・・・。
   ああ、前に勤めていたお店でもこんな事ありましたね。
   経営者の気持ちなんて従業員時代には全然わからなかったなぁ。
田中: じゃ、このお店が大きくなって、従業員が増えた時、もう一度
    この本持ってくるから参考にしてくださいね。
モリさん:僕は一人が気に入っているからなぁ。まてよ、これって町内会運営
     でも使えそう。今晩読むんで貸してください!
田中: えっ今晩? じゃ本シェルジュの原稿書いたら持ってきますね~(汗
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〓 2)付箋  ~気に入った言葉の引用です~  〓
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◆戦略=未来の仮説を実行していく際には、実行の過程で得られた
さまざまな情報を活用し、仮の説でしかない「仮説」を試行錯誤を通じて
完成させていくと言う姿勢が必要です。
◆「コミュニケ-ションは」意味を共有化することである」という定義は
二つの意味を含んでいます。一つは、「内容について共有すること」(中略)、
もうひとつは、「何か共有化できており、何が共有化できていないか」を
共有化することです。(中略)
戦略の実行とは、ある時点で○か×か、だから勝った、負けたという、
単純なものではありません。実行プロセスを通じて、仮説のレベルを
少しずつ上げていくマラソンなのです。すべて共有化出来ている「つもり」では、
フィードバックや新事実を生かしていける可能性を否定してしまうのです。
◆「合意はしてないが、全力で取り組む」ことを全てのレベルの管理職、
社員が共有して実行しなければ、失敗した時に、決まった案が悪かったのか、
それとも取り組み方が甘かったのかがわかりません。
自分の意見が通らなかったときこそ、全力で取り組み、それでもだめなのだと、
自分の意見を否定した多数派に思い知らせてやるという意気込みが
なくてはならないのです。
◆組織のコミュニケーションでは、抽象的な言葉を展開するだけでなく、より具体的で、聞いた人がイメージを頭で描ける、物語のように感情を移入できる具体性が大切です。(以下略)既に「夢の共有」と言う言葉が出て来ましたが、他人の夢ではやる気は出ません。がんばって実行することで、自分にとってこんな良いことが起きる、ある意味「白日夢」を見るくらい、達成後のイメージを伝えられればしめたものです。
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〓 3)今日の気づき                       〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
戦略が仏さまだとしたら、魂がきっとコミュニケーション。
「仏作って魂入れず」にならないように。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 4)本書の目次                        〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はじめに
第1部 戦略実行の「今」
    第1章:戦略実行の原点
第2部 戦略実行の問題点
    第2章:戦略と実行
    第3章:戦略実行の失敗分析
第3部 組織におけるコミュニケーション
    第4章:コミュニケーション
    第5章:コミュニケーションと戦略実行
    第6章:コミュニケーションの論点
    第7章:戦略の共有化・コミュニケーションに関する研究の示唆
第4部 組織の実行力向上に向けて
    第8章:組織の実行力を測る10の質問
    第9章:まとめ
あとがき
「戦略実行」の参考書
戦略と実行―組織的コミュニケーションとは何か
清水 勝彦 (著)
日経BP社 (2011/3/24)

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献本について

記事

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