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ビジネス書書評の本シェルジュ

捨てられる銀行

こんにちは。本シェルジュの吉田です。

ビジネスマンの皆さんも夏休みいかがお過ごしでしょうか?

最近は、超低金利、マイナス金利という言葉を耳にすると思います。

新聞、雑誌、ネット等々様々な方面から耳にしますね。

その一方、経済成長の源泉となる企業の資金需要は低迷したままです。

一方、ドラマ半澤直樹で有名(悪名?)となった金融庁検査の在り方が、企業の成長に影響しているとしたらいかがで

しょうか?半澤がドラマのなかで、支店長から追い詰められた営業ノルマを撤廃した銀行があったとしたら。

いま、全国の金融マンが注目している一冊と言っても過言ではありません(金融マンの私が言うのもなんですが・・)。

地方創生の為、地域金融機関・金融庁の改革の方向性を示したこの一冊は要注目です。

 

 

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1)本日紹介する書籍

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捨てられる銀行

講談社現代新書(2016/5/20 第1刷発行) 252ページ

橋本 卓典(著)

AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4062883694

 

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2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?

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企業と向き合わなくなった銀行、マニュアルに走った金融庁。そして、長期化する低金利時代。企業の資金需要は上向

かない。そのような状況をどのように変えるのか、これまでの慣習にとらわれず改革を進める森金融庁長官、変革に取

り組地方銀行。本書では営業ノルマを撤廃する銀行まで出てきます。

金融マンのみならず、ビジネスマンとして、相手と向き合うことの重要性、古き慣習の打破するためにという観

からも一読してほしい一冊です。

 

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3)付箋 ~本書からの内容抽出です

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■P.42より

地域金融が地方創生に貢献するためには、人材教育や地方自治体との練駅なども確かに重要だ。しかし、何よりも「地銀マンが

地域金融に。責任を持つ「バンカーであることをやめてしまったのはなぜか」にフォーカスし、病巣にメスを入れない限り、

したたかさと老獪さでは、かつてと比較にならない地銀勢の思うつぼとなる。

 

■P.111

森長官が検査局長に就任して間もない2013年7月、庁内で開かれた会議でいきなり森は切り出した。

「金融検査マニュアルを廃止できないだろうか」

・・・リレバンが定着せず思い道理にならない現実と悪戦苦闘を続けている多胡秀人も、地域金融機関の思考を硬直化させて

いる病巣の一つは金融検査マニュアルではないかとの思いを強くしている。

 

 

■P239

この二つの調査によって、苦境に陥った中小企業に対し、地銀が問題を直視せずに、債権を塩漬けにしつづけることが地域活

性化の泉を何よりも淀ませていることを解明しよう当する試みだ。地域金融機関が行動し、挑戦し続けなければ、停滞と地域

の衰退を招くだけなのだ。

 

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4)今日の気づき

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時代の変遷により、当時は必要なものが、現代で足かせになる。金融検査マニュアルは本書でそのように扱われています。

実生活の中でも慣習にとらわれ、行動、思考が硬直化していることはないでしょうか?

本書のように銀行だけでの話ではなく、われわれ個人も一度、見直ししてみるのもよいかと思いました。

 

 

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5)本書の目次

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第1章 金融庁の大転換(金融庁の新方針/「処方箋を持ってこい」 ほか)

第2章 改革に燃える3人(森信親長官の真意/森長官が抜擢したキーマン・日下智晴ほか)

第3章 「選ばれる銀行」になるために(金融検査マニュアル/マニュアル行政の恐ろしさほか)

第4章 新しい4つのビジネスモデル(稚内信用金庫ーリスクをとるための「やせ我慢経営」/北國銀行ー営業ノルマを捨て

た地銀 ほか)

終章 森金融庁改革の行方(地域金融の化学反応/新時代の金融庁 ほか)

 

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捨てられる銀行

講談社現代新書(2016/5/20 第1刷発行) 252ページ

橋本 卓典(著)

AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4062883694

 

 

 

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献本について

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