おはようございます。本シェルジュの丸山祐哉です。
今週は「人を動かす 新装版」のご紹介です。
原作の「How to Win Friends and Influence People」は1937年に発売されているので、「過去」に学ぶ、という視点でこの本を選択しました。
多くの場でオススメされているので、すでに読んだことがある方も多いとは思いますが、読み返してみると改めて思想の奥深さを感じることができるので、再読もオススメです!
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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人を動かす 新装版
デール カーネギー(著)
創元社 (1999/10/31) 346ページ
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4422100513
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丸山:
K保さん、どうしたの?帰社してから機嫌が悪いね。。
K保:
今日の商談相手が全然私の意見を受け入れてくれなくて!!!頑固すぎる!!!
丸山:
それは大変だったね。でもあの会社の担当者はこちらの話を聞いてくれる記憶があったけど。。担当者が変わったのかな?
今日会ったのは何ていう方?
K保:
あんな頑固者の名前、知らない!!!
丸山:
。。。まずこっちが相手に関心を寄せないと、相手もこっちに関心を寄せてくれないよ?
この本を少し読んでみて。
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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 〓
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批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。
他人を矯正するよりも、自分を直すほうがよほど得であり、危険も少ない。
人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。
私には、人の熱意を呼び起こす能力がある。これが、私にとっては何物にも代えがたい宝だと思う。他人の長所を伸ばすには、ほめることと、励ますことが何よりの方法だ。上役から叱られることほど、向上心を害するものはない。私は決して人を非難しない。人を働かせるには激励が必要だと信じている。だから、人をほめることは大好きだが、けなすことは大嫌いだ。気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。
たとえば、自分の息子に煙草を吸わせたくないと思えば、説教はいけない。自分の希望を述べることもいけない。煙草を吸う者は野球の選手になりたくてもなれず、百メートル競走に勝ちたくても勝てないということを説明してやるのだ。
友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な関心を寄せることだ。
動作のほうは意志によって直接に統制することができるが、感情はそうはできない。ところが、感情は、動作を調整することによって、間接に調整することができる。したがって、快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ。
人間は他人の名前などいっこうに気にとめないが、自分の名前になると大いに関心を持つものだということを、ジム・ファーレーは早くから知っていた。自分の名前を覚えていて、それを呼んでくれるということは、まことに気分のいいもので、つまらぬお世辞よりもよほど効果がある。
いくら忙しくても、フランクリン・ルーズヴェルトよりも忙しい人はいないはずだ。そのルーズヴェルトが、たまたま出会った一介の機械工の名を覚えるために、時間を割いている。
我々は、自分の非を自分で認めることはよくある。
また、それを他人から指摘された場合、相手の出方が優しくて巧妙だと、あっさり非を認め、むしろ自分の素直さや腹の太さに誇りを感じることさえある。
しかし、相手がそれを無理やりに押し付けてくると、そうはいかない。
はじめにノーと言わせてしまうと、それをイエスに変えさせるためには、大変な知恵と忍耐がいる。
相手を説得しようとして、自分ばかりしゃべる人がいる。相手に十分しゃべらせるのだ。相手のことは相手が一番よく知っている。だから、当人にしゃべらせることだ。
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〓 3)今日の気づき 〓
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・相手に関心を寄せることで、結果的に相手からも関心を寄せてもらえること。
・相手を変えるためには、まずは自分が変わること。
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〓 4)本書の目次 〓
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目次
改訂にあたって
◇PART1 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く
◇PART2 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜く
6 心からほめる
◇PART3 人を説得する十二原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 穏やかに話す
5 イエスと答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する
◇PART4 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる
◇付 幸福な家庭をつくる七原則
1 口やかましく言わない
2 長所を認める
3 あら探しをしない
4 ほめる
5 ささやかな心尽くしを怠らない
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ
訳者あとがき
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人を動かす 新装版
デール カーネギー(著)
創元社 (1999/10/31) 346ページ
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4422100513
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