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ビジネス書書評の本シェルジュ

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条

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本シェルジュの村上です。
今日は、メルマガではない、ブログだけの本の紹介です。
日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)
山本 七平 (著)
http://amzn.to/IbbIvG
本の帯は、「奥田前会長がぜひ読むようにとトヨタ幹部に進めた本」。
確かに、ビジネスの失敗原因を分析するのにも向く本だ、
いま、自分たちが、この頃の日本軍のようになっていないか確認する価値はありますね。

---
太平洋戦争に日本が敗れた敗因21ヵ条。
21ヵ条もあると大変だけど、やはり、筆者も一番目にあげたものが一番重要だと思っている。
「精兵主義の軍隊」に精兵がいなかったこと。然るに作戦その他で兵に要求されることは、全て精兵でなければできない仕事ばかりだった。武器も与えずに。米国は物量に物を言わせ、未訓練兵でもできる作戦をやってきた。
日本兵は、アメリカの兵士と比べて精兵だったというのは幻想にすぎない。
そもそも、「精兵」の定義ってなんだったのだろうか?
死を恐れず、日本刀で夜襲できる力があること?
それは、近代戦においては、全く無用の長物でしかない。
つまり、日本独自のルールで定義した精兵を重視したわけだが、戦場では全く役に立たなかった。
企業でもありそうですね。うちは、ここが強い!と思っているのは自社だけだったってやつ。
勝負軸じゃない、軸をいくら鍛えても役に立たない。

西南戦争の時に、西郷方の武士が百姓出身ばかりの政府軍に負けるわけがないと言っていた、思っていたのを、今度は立場を変えて、日本軍が実現したわけだ。
武士たちは、自分たちこそ精兵だと思っていたが、近代戦では、役立たずだった。

そして、精兵といいつつ・・
日本で唯一豊富な物量は、人であった。(相対的に)
不利になれば、とにかく、人を送り込む。訓練も無し、武器も無し。現地についたら武器があるからと言って、到着すると武器がない。
いやそもそも、到着できた人は、まだ幸運な方だった。
日本の人員輸送船は、大量溺殺機械だった。
アウシュビッツは1人を80秒かけて天国に送るガス室装置があった、
日本の人員輸送船は、3000人を15秒で天国に送ることができた。なんという高性能。
ガス室は必ずガスがでるが、輸送船は無事到着するものがあったという人もいるかもしれない。しかし、終戦時には何隻の輸送船が残っていただろうか。
結局、すべての船が早かれ遅かれ、世界史上最大能率の大量溺殺機械として活用されたのである。
問題プロジェクトをなんとか解消しないといけないと!ということで、
スペックのあわない人でもどんどん送り込んで、
できる限りの対策は行った!って胸をはっている上層部の人々のようだ。

あんまり関係ないけど、「銃夢」の公衆自殺便所を思いだした。
ganmuendo.jpg
日本は精兵だから強いといって戦っているのに、その人資源すら大切にしなかった。
兵士であるのに、戦場にも着けず、海の中に消え、餓死し、住民に虐殺され、人肉を喰らうところまで追いつめられ、また食われた人々。
彼らに「安らかに眠れ」とは言えない。

だからこそ、なぜ敗れたかを、もっと検証する必要があったのだろう。あるのだろう。今でも

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