おはようございます。本シェルジュの丸山祐哉です。
今回は「エッセンシャル思考」のご紹介です。
なにか新しいことにチャレンジするときはやる気が出ますよね??
でもそのチャレンジ、人生の目標に対して本当にエッセンシャルなチャレンジですか?
私たちの時間や労力は有限です。トレードオフを意識し、チャレンジも断捨離しながら前進していきましょう!
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (翻訳)
かんき出版 (2014/11/17) 320ページ
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4761270438
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丸山:
K保さん、前に話してた引越の話は進んだ?
K保:
まだです。検索すればするほど魅力的な物件がでてきてしまって決められないんです。。
丸山:
なにか譲れない条件はあるの?
K保:
はい!駅から近くて、新築で、スーパーが近くにあって、システムキッチンで・・・
丸山:
・・・
で、そのたくさんの条件をクリアする物件がたくさんあるわけだ。
選択肢を増やす力も大事だけど、選択肢を絞る力も大事だよ。
少し早いけど引越祝いにこの本をあげるよ。
物件に限らず、決断する際に重要なことがわかるはずだよ。
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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 〓
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向上心はときに絶えざるプレッシャーとなってあなたを襲う。
あれもこれも試したい、いいことは全部自分の生活に取り入れたい。
だが、そんなやり方で人は進歩できない。
賢く生きる者は、不要なものを排する。
「今、自分は正しいことに力を注いでいるか?」と絶えず問いつづけるのが、エッセンシャル思考の生き方である。
エッセンシャル思考の人は、適当に全部やろうとは考えない。トレードオフを直視し、何かをとるために何かを捨てる。そうしたタフな決断は、この先やってくる数々の決断の手間を省いてくれる。
自分で優先順位を決めなければ、 他人の言いなりになってしまう。
成功した結果、「頼れる人」という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られるようになる。その結果やることが増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されていく。疲れるばかりですべてが中途半端になる。
選択の機会が増えすぎると、人は正しい決断ができなくなるのだ。
「全部手に入れよう、全部やろう」とするうちに、私たちは知らず知らず何かを失っている。自分の時間とエネルギーをどこに注ぐか決められずにいるうちに、誰か(上司、同僚、顧客、家族等々)が私たちのやるべきことを決めてしまう。そうして思考停止に陥り、自分にとって何が大事なのかわからなくなる。
心理学の研究によると、人はすでに持っているものを、実際よりも高く評価する傾向があるという。一度買ってしまうとなかなか捨てられないのはそのせいだ。
意志の力をふりしぼらなくてすむように、行動をしくみ化しよう。
もしも選択の権利を放棄するなら、他人があなたの人生を決めることになる。自分で「これを捨てる」と決めなければ、誰かがあなたの大切なものを捨ててしまうだろう。
私たちは長いあいだ、選択の外的側面(どんな選択肢があるか)にばかり目を向けて、選択の内的側面(選ぶ能力)を見過ごしてきた。この違いは重要だ。選択肢(物)を奪うことはできても、選ぶ能力(自由意志)を奪うことは不可能である。 選ぶ能力は誰にも奪えない。 ただ、本人が手放してしまうだけだ。
「われわれは情熱、イノベーション、実行力、リーダーシップを大切にします」 聞こえのいい言葉だが、これらを大切にしない企業がどこにあると言うのだろう。それに、羅列されているだけでは優先順位がわからない。
これらの価値が相容れない状況に置かれたとき、どうやって決断するかが見えてこない。
これとよく似た例で、「顧客、従業員、株主の皆様をもっとも大切に考えます」というステートメントも見かける。みんなを優先するのは、誰も優先しないのと同じだ。いざというときに顧客と従業員のどちらを大事にするのか、それが見えてこない。
トレードオフを考えたくない気持ちはよくわかる。そもそもトレードオフが起こるのは、どちらも捨てがたいような状況だ。高い給料か、長い休暇か。急ぎのメールに返信するか、大事な会議に出席するか。どちらにもイエスと言いたくなるが、それは不可能だ。
非エッセンシャル思考の人はどうすれば両方できるかと考え、エッセンシャル思考の人はどの問題を引き受けるかと考える。
その判断には調査と検討にたっぷり時間をかけることを選ぶ。
なにを諦めるか?ではなく、なにに全力を注ごうか?と考える。
小さな違いだが、積み重なると人生に大きな差がついてくる。
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〓 3)今日の気づき 〓
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・トレードオフが発生した場合には何に集中するかの判断に時間をかけることで、全体的な作業効率を向上させることができる。
・優先順位を明確にすることで判断に要する労力を省力化することができる。
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〓 4)本書の目次 〓
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PART1 エッセンシャル思考とは何か
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める
PART3 捨てる技術
第10章 目標──最終形を明確にする
第11章 拒否──断固として上手に断る
第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (翻訳)
かんき出版 (2014/11/17) 320ページ
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4761270438
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