本シェルジュの村上です。
皆様、納期に追われていますか? 私は、もともとIT企業勤務でしたので、ずっと納期に追われて来た気がします。一方で、大規模開発であったため、自分ひとりの問題で納期が遅れるというよりも、他の人や、所々の問題で不可抗力で遅れているという認識もありました。他責。
独立して、個人で仕事をするようになって10年が過ぎました。独立当初は、自分で仕事を選ばずに、チャンスのある仕事には積極的に取り組んできたので、常にアップアップしていました。納期は余裕でクリアする!という意思はもっており、大抵の場合は、「村上さん、仕事早いね」と言われてきた自負もあります。その一方で、全く間に合わず、納期事故に陥ったこともあります。
最近では、事故ることは無くなってきたとは思いますが、それでも納期ギリギリになって必死にやっていることはよくあります。しかし40を過ぎたあたりから、やはり体力の低下、体調の不良なども感じるようになり、夜中に仕事をしている場合じゃないと思うようになりました。
今は、夜は仕事をしない!を目標にやっています。昼間だけでデキる仕事の範囲でやっていますが、それでも、時々は、追い詰められて、夜に仕事をしている場合もあります。
この場合の夜は18時以降です。土日の昼間は結構働いてます。
なぜ仕事が終わらないのか、スケジュール管理、タスク管理もきっちりやっているつもりですが、そのあたりを確認したいと思ってこの本を読んでみました。
読んでみて、どの点を改善しようと思ったかは、4)今日の気づきで、書いています。
1)本日紹介する書籍
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか〜スピードは最強の武器である』
中島聡(著) 190ページ 文響社 (2016/6/1)
2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
その名の通り、仕事が終わらない人
特に納期仕事で、納期遅延してしまっている人
3)付箋 本書からの内容抽出です
Aくんのように、締め切り間際にラストスパートで仕事を終わらせようとする人の態度を「ラストスパート志向」といいます。のちにお話ししていきますが、ラストスパート志向は、仕事をするうえで最も避けるべきこと
日本の職場で今最も蔓延している病気といえば「なるはや病」でしょう。これは「締め切りは明示しないけど、とりあえず早めにやってくれると助かるのでなるべく早くやってくれ」という、極めてあいまいな指示が飛び交う日本企業特有の病です。
すべての仕事は必ずやり直しになります。 最初の狙いどおりに行くほうがまれなのです。
具体的な見積もりの仕方は、「最初の2日で仕事の8割を終わらせる」 でした。 これが鉄則です。
集中力の秘密は「界王拳」
本書からの引用です。
4)今日の気づき
最初の2日で仕事の8割を終わらせる!のはいいですね。
これは私自身できている仕事とできていない仕事があります。
小粒な仕事はかなり前倒して大半終えてしまい、最後の方で調整して納品というケースが多く、このあたりは仕事が早いね、と言われます。
一方で、大きめの仕事への取り組みは結構悩んでいました。あまり早くから取り掛かると、いつまでもその仕事のことを考えてしまうので、納期から逆算して、ぎりぎりどこまで手を付けずに耐えて、その後一気にやるというスタイルを取っていました。いわゆるバックワード方式です。
悪くはないのですが、たまに事故起こします。
そのため、本書から学んだことは、大きい仕事は分けて、その分けた単位ごとに、
最初の2日で仕事の8割を終わらせる!を徹底するといいのだと感じました。
大きな塊のまま仕事をするのはリスクがある。大タスクを中タスクくらいに分解して、スケジュールを組みたいと思います。
もちろん、どのように分けるべきかと言うのは悩ましい仕事も多いですが、今年はこのスタイルで仕事をこなしていきます。
5)本書の目次
1.なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
2.時間を制するものは、世界を制す
3.「ロケットスタート時間術」は、こうして生み出された
4.今すぐ実践ロケットスタート時間術
5.ロケットスタート時間術を自分のものにする
6.時間を制するものは、人生を制す
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『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか〜スピードは最強の武器である』
中島聡(著) 190ページ 文響社 (2016/6/1)
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