こんにちは、本シェルジュの石田です。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて今月は「おもてなし」がテーマということで、
プレゼンテーションの本を紹介したいと思います。
「おもてなし」というキーワードが流行るきっかけとなったのは、
五輪における日本のプレゼンテーションでした。
またプレゼンテーションには、聴衆が理解できるように配慮を行き届かせる
「おもてなしの心」が必要なのではないかと思っております。
この本は、
・テキスト、見出し、箇条書きが中心のスライドを何とかしたい方
・スライドを朗読した結果、聴衆を眠りに誘った経験がある方
・「抑制」「シンプル」「自然さ」というキーワードに魅かれる方
にオススメします。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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プレゼンテーションZen 第2版
ガー・レイノルズ
ピアソン桐原 (2012/9/27) 336ページ
amazonURL
プレゼンテーションZen 第2版
今回の登場人物紹介
◆父H:平凡な30代サラリーマン。
◆娘M:ゲーム好きな小3。
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娘M:「ねぇパパ、ポケモンX買ってちょうだい!」
父H:「買いたい理由をプレゼンして、パパを説得できたらいいよ。」
娘M:「だってみんな持ってるもん!」
父H:「みんなが持っていても買う理由にはならないよ。」
娘M:「パパだ~いすき!買ってちょうだい(ハートマーク)」
父H:「しょうがないなぁ(笑)」
娘M:「ありがとう!(ふ、ちょろいもんよ・・・)」
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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出です 〓
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■P.17より
準備にあたっては「抑制」を心がけ、デザインは「シンプル」に、
実施においては「自然さ」を心がける。全ての方針が、
最終的に、自分と聴衆の両方にとって分かりやすい
プレゼンテーションにつながっている。
■P.18より
本書の目的は、プレゼンテーションをいつもと違った、シンプルで、
視覚的で、自然で、有意義な視点から眺めてもらい、プレゼンテーションの
作成・実施に伴う苦痛から人々を解放することである。
■P.20より
人は読むことと聞くことを同時にうまくこなせない。
したがって、テキストで埋め尽くされたビジュアルは避けるべきだ。
■P.30より
我々がプレゼンテーションを行う理由は、言い分を主張し、一つの、
あるいは複数のアイデアを受け入れさせることである。
■P.31より
プレゼンテーションの開始時に聴衆に向かって、「発表内容の詳細が載った
文書を終了後に配布しますので、話したことを全部書き取る必要はありません」
と告げておこう。
■P.205より
シグナル/ノイズ比を常に念頭に置き、不要なものは全て取り除くこと。
ごちゃごちゃしたビジュアルは排除しよう。3D効果は避けた方がいい。
■P.253より
準備や練習にすさまじい努力を注ぐことによって、プレゼンテーションを
いかにも簡単そうに、スムーズに進めることができる。リハーサルを重ねれば
重ねるほど、自信が深まり、聴衆の目には、やすやすとパフォーマンスを
こなしているように見える。
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〓 3)今日の気づき 〓
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今までは、ビジュアルを多用したプレゼンテーションは、
スティーブ・ジョブズ等一部のスーパープレゼンターに限るもので、
自分とは関わりがないものと思っておりました。
しかしこの本を読んで、相当の努力・練習は必要であるものの、
もしかしたらいつか自分にもこうしたプレゼンテーションが
できるかもしれないと思うことができました。
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〓 4)本書の目次 〓
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イントロダクション
今日のプレゼンテーション
準備
創造性と制約
アナログ式に計画を練ろう
ストーリーを作り上げる
デザイン
シンプルであることの大切さ
プレゼンテーションのデザイン:原則とテクニック
サンプルビジュアル:画像とテキスト
実施
完全にその場に集中すること
聴衆と心を通い合わせる
聴衆をプレゼンテーションに引き込む
次のステップ
長い旅が始まる
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プレゼンテーションZen 第2版
ガー・レイノルズ
ピアソン桐原 (2012/9/27) 336ページ
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プレゼンテーションZen 第2版
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