こんにちは。本シェルジュの野口栄美です。
最近毎日のように、「働き方改革」という言葉を耳にするのではないでしょうか?
そして、「AI」や「ロボット」も同様に耳にしますね。
「RPA」はどうでしょうか?
私は仕事でロボットを扱っているのですが、3年ほど前にソフトウェアロボットに出会いました。
私が苦手なパソコンでのルーティン作業を代わりにしてくれる、画期的なパソコンの中で働く透明ロボットでした。
それが、「RPA:Robotic Process Automation」です。
人手不足の日本の救世主となりえ、真の働き方改革を実現できる可能性を秘めたRPA。
RPAへの思いが日本一であろうと思われる、日本RPA協会代表理事である著者の、熱い思いが込められている1冊をご紹介いたします。
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1)本日紹介する書籍
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RPA革命の衝撃
東洋経済新報社 (2016/12/23) 237ページ
大角 暢之 (著), 佐々木 俊尚 (監修)
https://store.toyokeizai.net/books/9784492961247/
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2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
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2016年から、日本においてRPAの導入が加速しています。今後「RPA」は、ますます日本に浸透してくるでしょう。
と言っても、まだまだ「RPA」について知らない方もたくさんいらっしゃいます。
「RPA」なんて聞いたことがないという方も、「RPA」を導入しホワイトカラーの生産性を向上させてたいと思っている方も、まずは「RPAとは?」というところからこの本で学び、自分の会社、自分の業務に役立たないか考えてみてはいかがでしょうか。
RPAは、経営にすぐ効く「即効薬」とも言われています。
生産性を上げたいと思っている経営者の方はもとより、経営者を支援するコンサルタントの方、また単純作業から解放されたいと思っている現場の方、RPAの可能性が活かせる全ての方に読んでいただきたい1冊です。
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■P.22
RPAとは、これまで人間のみが対応可能だと理解されていた作業を代行する、またそれより高度な作業を遂行するソフトウェアである。
RPAと既存の情報システムとはどこが決定的に違うのか。それは情報システムが「作業者のサポート」であるのに対して、RPAは「作業者そのもの」である点にある。人間の相補かそれ以上の業務を遂行できることから、企業や組織での「デジタルレイバー(仮想知的労働者)」とも呼ばれている。
■P.30
RPAは企業経営の「人手不足」を解消する最強のツール
■P.31
ルーティン業務からの開放は、「考える」ということの大事さを我々に気づかせるだろう。
■P.61
そのため、ルーティンな業務を代行するRPAは、AIとともに貴重な人材の有効活用と新たな雇用を生み出すための中心技術として大いに期待されている。
■P.90
RPAにおけるロボットの定義は、
①人間が行う作業をそのまま代替できる
②人間と比べて圧倒的な能力を持っている
③ルール変更時などの環境の変化に強い
ーーーである。
■P.125
将来的にRPA技術がこなれて技術者も増えれば、中小企業や零細企業でも、簡単な作業はロボットにまかせ、社員はより付加価値の高い作業にシフトする
流れを創り出すことができる。
■P.230
前者は、社会のネガティブ事情に引っ張られて生まれたミッション、後者は、楽しい時代をつくっているためのミッション。対照的だが、その両者が日本の
RPA発展の原動力になっていくのは間違いない。
■P.231
繰り返しになるが、RPAは人の仕事を奪う脅威ではない。RPAは、人々をルーティン業務から解放する。それは、日本人の才能をより開花させる原動力
になる。楽しい未来をもたらしてくれる。
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4)今日の気づき
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工場の現場にロボットが導入され、人々は重労働や単純作業から解放されました。
RPAにより、パソコンでのルーティン業務から人々が解放されようとしています。
仮想知的労働者の活躍で、ミスのない高品質な業務が遂行できると共に、人間に余力時間を作ることができます。
人間は更に付加価値の高い仕事に時間を費やすことができ、より生き生きと働けるのではないでしょうか。
付加価値の低い業務はロボットに任せ、人間は更に創造性が高く、ワクワクできる業務へ。
人とロボットが共存することにより、今後もますます明るく楽しい未来が実現できそうですね。
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5)本書の目次
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プロローグ
第1章 RPAとはなにか?
第2章 欧米で進むRPA革命最前線
第3章 RPAによって企業はどう変わるか
第4章 RPA導入の実際とポイント
第5章 RPA革命で変わる業界 ―― そのケースメソッド
第6章 進化し、活用の場を広げるRPA
第7章 日本型RPAの未来
刊行によせて
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RPA革命の衝撃
東洋経済新報社 (2016/12/23) 237ページ
大角 暢之 (著), 佐々木 俊尚 (監修)
https://store.toyokeizai.net/books/9784492961247/
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