本シェルジュの村上です。
ブログのみ発行の書評です。
シマウマの逃げ方、ライオンの追い方
目次
第1章 組織とルール
第2章 働く意味
第3章 変化への対応
第4章 快適な社会
エピローグ
この物語の教訓
会社で功を焦って、スタンドプレイで大失敗の僕・・・
翌朝、目が覚めるとシマウマになっていた。。
翌々朝、目が覚めるとライオンになっていた。。。
といった感じで、物語仕立てで
組織の中での成功と失敗が語られます。
非常に分かりやすい。(ちょっと、物語としてはわかり易すぎるかな(^^;
あえて、シマウマという逃げる立場と
ライオンという追う立場の二面から書かれているのがおもしろいですね。
そして、ともに、サバンナで生きる群れの中でどのようにふるまうべきかを教えてくれます。
中々、自分自身が、組織から脱却した後で、組織について語るのも変ですが、
大きな会社にいたこともあり、個人単独でできることは少なかった。
それが今の独立にもつながったのですが、
一方で、大きな成果をだすには組織の力が必須です。
例えば、営業を行うにしても、お客様への営業より、社内の営業の方が重要でした。
と書くと変に聞こえるかもしれませんが、社内でちゃんと段取りを踏んで、
関係者を調整し、プロジェクトメンバを確保しという社内営業ができてないと
結果として、お客様へ迷惑をかけてしまいます。
一人で額だけ大きな受注をしても、
最終的に顧客満足、社内満足にはつながりにくい印象があります。
面倒でも、組織の作法に則るのは重要なんでしょうね。
また、この書籍の帯は、こんな感じでした。
↓ ↓ ↓
どちらかというと、個人の力、転職しても生かせる力を養おうぜ!という
本が多い中、古風と言えば古風です。
しかし、組織のルールを守れないでサバンナで野たれ死んでしまう人も多いですから、
ある程度、組織を信じるといことは必要なんでしょうね。
ただし、盲信になると、思考停止になりますから、
見極めが必要ですね。
このライオンやシマウマのように、組織を観察する余裕が必要になりますね。
実はこの次に読んだ本が、「フリーで働く!」でした。
両極端で面白い。
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