こんにちは!本シェルジュ渡辺まどかです。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、本日は、タイトルが刺激的で思わずに手にとってしまった1冊をご紹介します。
アナウンサーの著者が「口の利き方」について論じたものですが、大きく2部構成になっています。
参考にしたい話し方を「~力」としてまとめた第1章に対し、第2章は気になる口の利き方についてまとめられています。
「ら抜き言葉」は有名ですが、「れ足す言葉」は読んでみて、「なるほど!」と思いました。
自分自身も、間違った口の利き方をしないように気をつけたいものですね。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊 〓
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「即答するバカ」梶原しげる著
新潮新書 (2010/7/20)
amazonURL http://goo.gl/2TvPn
今回の登場人物紹介
■ティアラ 講師業もするので、言葉の使い方には気をつけねば…なんて思いながらも??
■姫 お嬢様育ちで、両親の厳しいしつけのおかげで、言葉づかいについては、ばっちり??
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姫: この本にある「れ足す」言葉を使った表現って、実際に最近よく耳にするよね。
ティアラ: 「勝てれるようでないと~」「輝いていけれるように~」って、どう聞いても不自然だよね。
姫: テレビで芸能人なんかが良く使っているよ。
ティアラ: つくづく日本語って、難しいと思うよ。この本を読んでみて、他人事とは思えないこと、たくさんあったもの。つい、即答してしまうこと、よくあるし。
姫: でも、ビジネスの上では、瞬発力も大事だよね。あと、第1章で紹介されていた毒蝮三太夫さんの毒舌力、確かに神業だと思った!
ティアラ: 毒蝮三太夫さん…。私、小学校3年生の時に「カブトムシに似てる」って言われたことある。当時は凹んだものだけど、今となってはネタだよ。あれも、毒舌力か(笑)
姫: (笑)
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〓 2)付箋 〓
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■「しゃべりの好感度の高い人」を、「(1)親しみやすく、(2)ユーモアがあり、(3)誠実で、(4)気配りと(5)分かりやすさにも優れ、(6)元気で(7)適度な知的さを持ち合わせている」と、仮に定義しておく。あなたの職場の人気者、あなたの尊敬する先輩・上司たちは、これらの要素をほとんど兼ね備えていることに驚くかもしれない。
■「観察力」「判断力」「集中力」そして「場数を踏んで体得した本番力」。想定外の事態に対処するためにはこの四つは最低要件として心得ておいた方がよさそうだ。
■どうすれば下(部下)から上(上司)をほめられるのか?
A・自分を引き下げて相対的に相手への敬意を高める表現
B・評価的にほめるのではなく、自分の感動に感謝の言葉を添えて伝える
■「れ足す」言葉
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〓 3)今日の気づき 〓
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ちょっとした物言いの影響力を考えよう。
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〓 4)本書の目次 〓
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はじめに―即答する前に考えてみたいこと
第1章 ちょっとした物言いの「すごい力」
1 意外に難しい「感動伝達力」
2 電話番で養われる会話力
3 新旧の達人に学ぶ「毒舌力」
4 準備が物言う「行き当たりばったり力」
5 通販に学ぶ実践的圧力
6 誠意が必要な「飛び込み力」
7 今こそ必要な「ちょいゆる力」
8 KY力と同調力
9 人を救う「いじる力」
10 初対面で和ませる力
11 五木寛之さんの「肉声力」
12 侮れない「ほめる力」
13 最低限必要な「察する力」
14 言葉の「預金力」をつける
第2章 やっぱり気になる「口のきき方」
1 「ら抜き」言葉と「か取り」問題
2 心ない相槌の罪
3 軽薄な業界用語
4 「使い慣れない敬語」の怖さ
5 その「だから」は本物か
6 このごろ気になる三つの口癖
7 「ひらがな」を使えない大人
8 微妙が気になる「ら足し」と「れ足す」
おわりに
「即答するバカ」梶原しげる著
新潮新書 (2010/7/20)
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