皆さんこんにちは。
本シュルジュの藤井無限です。

師走に入り寒さが厳しさをますと同時に慌ただしくなってきました。
年末お忙しい方も多いと思いますが、私も今その一人です。
突貫プロジェクトにアサインされ、毎日締切に追われています。

そんな師走ですが、年末の休暇の間に働き方の変革を考えてみませんか。
今日、紹介するのはそんな時に非常に参考になる一冊です。
分析が緻密かつ体系的で分析に基づく提案も的を射ています。

<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次

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〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
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ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン (著), 池村 千秋 (翻訳)

今回の登場人物紹介
◆グラットン教授:「ワークシフト 著者」以下 グラ
無限: 働き方に悩むサラリーマン 以下 無限

無限:先生、先生のワークシフトに書かれている「働き方」に関する、
分析に感嘆しました。
グラ:ありがとう。で、何か言いたそうな顔をしているね。
無限:え、分かりますか。実は、もともとミュージシャン志望で、
理系の学校を卒業し、システムエンジニアとして就職、
その後ビジネスの世界に多少手を伸ばしています。
結局、自分の専門性がなんなのか自分でもよく分からなくなってしまったのです。
グラ:単なる幅の広いゼネラリストでは、通用しない時代になってきています。
単に知識の広いゼネラリストより、Google先生や
ウィキペディア先生の方が価値があるからです。
かといって、視野が広いというのも、大切なことです。
専門技能に徹底的に磨きをかけ、その後他の分野に
脱皮させていくような働き方をすべきです。
無限:なるほど、ワークシフトのなかでも、
経営コンサルタント⇒ドキュメンタリー作家⇒市民活動家、というような例が
でてきます。参考にします。

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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出です              〓
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P84
連続スペシャリストへの道
1まず、ある技能が他の技能より高い価値をもつのはどういう場合なのかをよく考える。
未来を予測するうえで、この点はきわめて重要なカギを握る。

2.次に、未来の世界で具体的にど言う言う技能が価値をもつかという予測をたてる。
未来を正確に言い当てることは不可能だが、働き方の未来を形作る5つの要因に関する知識を
もとに、根拠のある推測はできるはずだ。

3.未来に価値をもちそうな技能を念頭に置きつつ、自分の好きなことを職業に選ぶ。

4.その分野で専門技能に徹底的に磨きをかける。

5.ある分野に習熟した後も、移行と脱皮を繰り返してほかの分野に転進する覚悟を持ち続ける。

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〓 3)今日の気づき                       〓
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専門的技能の連続的取得について考えてみよう

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〓 4)本書の目次                        〓
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プロローグ 働き方の未来は今日から始まる
序章 働き方の未来を予測する
第1部 なにが働き方の未来を変えるのか?
第1章 未来を形づくる五つの要因

第2部 「漫然と迎える未来」の暗い現実
第2章 いつも時間に追われる続ける未来ー三分刻みの世界がやって来る
第3章 孤独にさいなまれる未来-人とつながりが断ち切られる
第4章 反映から締め出される未来ー新しい貧困層が生まれる

第3部 「主体的に築く未来」の明るい日々
第5章 コ・クリエーションの未来ーみんなの力で大きな仕事をやり遂げる
第6章 積極的に社会とかかわる未来ー共感とバランスのある人生を送る
第7章 ミニ起業家が活躍する未来ー創造的な人生を切り開く

第4部 働き方を<シフト>する
第8章 第一のシフトーゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ
第9章 第二のシフトー孤独な競争から「協力して起こすイノベーションへ」
第10章 第三のシフトー大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ

エピローグ 未来のために知っておくべきこと

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン (著), 池村 千秋 (翻訳)