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ビジネス書書評の本シェルジュ

夢を叶える夢を見た

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こんにちは!本シェルジュの赤塚です。

今月の本シェルジュは、「夢」をテーマにお送りしています。
本日ご紹介するのは、自分のキャリアにおいて夢を追おうか悩んでいる人にお送りしたい一冊です。

「自分の人生、このままでいいんだろうか?」
長い間働いていると、ふとそう思うことはありませんか?

夢を追って現状から飛び出すにはリスクが伴います。
今の安定した生活を失いたくない。
でも、今を逃したらもうやり直しはきかないかもしれない。
そんなジレンマから脱して飛び出すには、大きな勇気が必要です。

一方、夢を追わず、現状から飛び出さないという選択もあります。
一見すると、夢を追う場合よりたやすいことのように思えますが、
新天地で夢を追いかけるというロマンがない分、
「一生現状の道を進む」という決断は、より強い勇気がいるかもしれません。

夢を追って飛んだ人、飛ばなかった人。
それぞれに伴う苦悩と決断を、著者の友人知人の体験談を元に描いた本書。
人生の岐路に立たされた人々のリアルな心情は、自分はどうしたいのか?を振り返る際の参考になります。
また、脚本家だけあって、人の心理や感情が絶妙に表現された文章は読んでいて小気味いい。
純粋な読み物としても面白いです。

人が、考え悩み抜いてたどりついた決断の重さには、心が震えるものがあります。
自分の人生を見つめ直したくなったとき、ぜひ手にとってみてください。
私自身、勇気と元気をもらった一冊でした。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夢を叶える夢を見た
内館 牧子(著)
幻冬舎 (2005/04) 458ページ
amazonURL http://amzn.to/X9cwLM

今回の登場人物紹介
◆赤塚:本シェルジュ(30代)
◆Tさん:赤塚の会社の先輩(40代)
-----------------------------
Tさん:先月辞めた同期のSちゃん、元気なの?

赤塚 :元気そうですよ~!新しい会社は外資系で、カルチャーショックだらけみたいですけど(笑)

Tさん:それは良かった。でも同期が辞めるとさみしくなるよな。

赤塚 :はい・・・正直、自分はこのままこの会社に残ってていいのか?って考えちゃいますね。

Tさん:そうだよな。それは俺も考えるよ。
でも、だからといってむやみに飛び出せばいいってものでもないとも思う。

赤塚 :まぁ、そうですけど・・・「やっぱりこのままじゃ嫌だ!」って思った時には、
もうやり直しがきかない歳になっちゃうことだってあるかもしれないじゃないですか?

Tさん:うん、その考えはよくわかる。たぶん、どんな道を選んでも少なからず後悔はあるだろな。
一度この本読んでみたら?俺はこれで励まされたよ。

赤塚 :『夢を叶える夢を見た』・・・素敵なタイトルですね。ぜひ読んでみます!

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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出です              〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■P.16より
私は多くの手紙を読みながら、「夢という爆弾」を爆発させて人生を終える人と、
爆発させることなく「夢の不発弾」を抱えて死ぬ人と、結局は二通りしかないのだと思った。
人生を終える時、それぞれの人は何を思うのだろうか。
夢のために安定を捨て、飛び出して満足して死ぬ人がいるだろう。飛び出して後悔して死ぬ人がいるだろう。
一方、飛び出さずに満足して死ぬ人、飛び出さずに後悔して死ぬ人がいるだろう。
どうなるのかは死ぬ時にしかわからない。
ただ、これだけは言える。よく生きた人だけがよく死ねるのだ。

■P.91より
「死ぬ時に『いい人生だったな』と思えるか思えないかだと、僕は思っているんですよ。権力がある人にもない人にも、
お金がある人にもない人にも、名声がある人にもない人にも、平等に来るのは死だけだと思ってるんで。そのために僕は、
いい人生だったなと思って死ねるように生きてる」
(中略)多くの人々が「人生は短い」とか「いずれは死ぬんだから」と言う。それは後ろ向きという意味ではなく、
だからこそ生きている間は精一杯やりたいという意味での「死」だ。

■P.98より
「仕事」というのは、会社で働くことだけを意味していない。妻や母としての「仕事」もそうだ。私は、会社からであれ
家族からであれ、必要とされることが生きる意欲につながると思っている。お金を得ることだけではなく、必要とされる
喜びがなければ、毎日八時間もの時間を会社でつぶすのはあまりにも虚しい。

■P.247より
「飛ぶ」か「飛ばない」か、その選択においても、とかく「飛ぶ」方が積極的に思われがちだ。どうせ先が分からないなら、
別天地に飛ぶ方が刺激的だ。しかし、岐路に立った時に、「積極的に飛ばない」という道を選ぶことは、「積極的に飛ぶ」と
同じ重さを持つ。場合によっては「飛ぶ」ことより苦しいかもしれない。「飛ぶ」ことには別天地でのときめきがある。
しかし、「積極的な現状維持」には、膠着した現状をどう切り開くかという、地味でときめかない作業が待っている。
(中略)積極的に現状維持を決めた人は、後悔したくない以上、切り開く作業を成功させなければならないのである。

■P.256より
口に出す必要はないが「それをやるのは俺ではないだろう」という本音は、明確に持ち続けた方がいい。本音にフタをする
必要はない。飛ぼうが飛ぶまいが、人生を変えたいと思う人間にとって、そのみじめな本音が起爆剤になるからだ。

■P.271より
「積極的な現状維持」を選ぶ人は、自分を冷静に見て考える。
異様なトランスにならず、なにげない一言でバンジージャンプを踏み切ることをしない。
第二章で「飛ぶのに不可欠なもの」として、多くの人が「深く考えない性格」をあげているが、
まったくもって言い得ているかもしれない。「飛ばない人」は深く考えている。そして、自分に具体的な武器をつけて、
会社に有無を言わせぬ方向に持って行こうとする。
さらに、その武器は会社にとって利益となるものでなければならない、と肝に銘じている。

■P.407より
四十代は「もがき、あがき」のまっ只中である。
「三十歳までにやっておくべきだった」と思いながらも、五十代ほどの気持ちには到達していない。
四十代はまだ人生八十年を折り返したところなのだ。
子供の教育費などの出費、組織における将来、夫婦関係、親との関係、何もかもがうなりをあげて襲ってくる。
四十代は最もきつい年代であり、最も娑婆で生きている年代である。

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〓 3)今日の気づき                       〓
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夢を追って飛び出した場合については、これまででも割と想像できたことでした。
それまでの安定した生活が一転して、明日生きるのもままならない可能性もある。
必ずしも成功するとは限らないその道を選ぶのには、当然、大変な勇気がいります。
でも、同時に「現状維持」を選ぶことの重さについても考えさせられました。
夢を追って飛び出すという選択肢がありながらも、敢えて現状の道を進むことを選ぶ。
劇的な環境の変化がない分、その道を歩き続けるモチベーションや気力を保ち続けるのに苦労すると思います。

どちらを選ぶにしても、少なからず後悔や苦い思いはつきまとう。
そんな苦さも織り込みつつ、最後に身を置くのは自分が積極的に選んだ道でありたいものです。

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〓 4)本書の目次                        〓
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第1章 飛ぶべきか 飛ばざるべきか―揺れる人 揺れない人
第2章 飛んだ人
第3章 飛ばなかった人
第4章 飛ばなきゃよかった
第5章 飛べばよかった
第6章 死 そしてタイムリミット―人生は何歳までやり直しがきくか
夢を叶える夢を見た
内館 牧子(著)
幻冬舎 (2005/04) 458ページ
amazonURL http://amzn.to/X9cwLM

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