こんにちは。本シェルジュの野口栄美です。
ITにあまり興味がない方でも、「人工知能がプロ棋士に勝利した!」
というニュースは、記憶にあるのではないでしょうか。
「ディープラーニング」、「人工知能」、「機械学習」という言葉を
最近よく耳にするかと思いますが、正直、あまり違いがわからない、、、
難しそうで近寄りたくない、、という方も大勢いらっしゃるかと思います。
私もその一人でした。
ただ、何か面白いことができるんじゃないか?人間を助けてくれるように
活用してくれるんじゃないかな?っという期待もぼんやりと持っています。
ビジネスだけでなく、私たちの生活もとても便利になるかもしれません。
まずは基礎、超入門から学んでみようかと思います。
「ディープラーニング」、「人工知能」、「機械学習」の違いがわかる
だけでも、AIアレルギーがなくなるかもしれません!
その可能性を秘めた本をご紹介しますね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)本日紹介する書籍
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
グーグルに学ぶディープラーニング
日経BP社 (2017/1/30 第1刷発行) 183ページ
杉山 俊幸 (著)
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/259920.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ディープラーニング」、「機械学習」という言葉は、私が仕事をしている
中で非常によく出てきます。
ただ、はっきり違いが認識できていなく、ぼんやり会話をしていたことが
多々ありました。
また、AIの恩恵が受けられるのは大企業だけであって、中小企業には、
まだまだ関係ないとも思っていました。
この本は、「ディープラーニング」、「人工知能」、「機械学習」の違いを
わかりやすく解説してくれ、そして大企業であるGoogle社の先進事例だけで
なく、日本企業による身近な業務改善事例も紹介してくれています。
ディープラーニングについて少し知っておきたいな、中小企業でもAIが
活用できるのかなっと、考え始めてる方にぴったりの一冊です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)付箋 ~本書からの内容抽出です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
P.22
ここまで大企業の話を中心にしてきましたが、中小企業でも人工知能の進化の
恩恵が受けられるようになってきました。
P.28
まず、大きな答えとしては、機械学習もディープラーニングも、人工知能を
実現するための手法だということです。
P.38
スマートフォンが普及した近年は、モバイルを第一に価値を考える「モバイル
ファースト」の重要性が、多く語られてきました。グーグルはもちろん、多く
の企業が「モバイル」を第一義にしてサービスやビジネスを展開しなければ
ならないと認識し、実践に移しています。しかし、ピチャイCEOは、今後は
モバイルファーストから「AIファースト」に注力していくのだと宣言しています。
P.88
■人間の目を超える、ものを見分ける画像認識
ディープラーニングの利用が進んでいる分野の1つに、画像認識があります。
P.109
グーグル翻訳は私たちに外国語を使ったコミュニケーションの新しいかたちを
提供してくれています。
P.126
ディープラーニングをはじめとする人工知能は、グーグルのような世界的な
IT企業だけでなく、日本国内の大企業から中堅・中小企業でも活用が始まって
います。
P.159
目的について改めて整理すると、以下の3項目になります。
1.コスト削減
2.付加価値を高めて新たなビジネス機会を創出
3.クリエイティブ性の向上
P.170
ディープラーニングによるビジネス競争の大波が到来するのは、まだ先で
しょう。その前に自社の状況を整理し、小さな実験を始め、活用の可能性を
探ってみてはいかがでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)今日の気づき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ディープラーニング」、「人工知能」、「機械学習」の関係性が明確に
なり、少し頭がすっきりしました。
日本でも、中小企業でも、ディープラーニングで業務効率化がどんどん
始まっているようです。
自動運転や大企業の研究開発だけでなく、日々の業務改善にも使われている
ようです。
たくさんのデータが手に入る今、膨大なデータをどのように活用していく
のかを考えるのが重要であり、まだまだ人間の力が必要です。
新しい未来を恐れることなく、楽しんで行きたいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)本書の目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
序 章 ディープラーニングがすべてのビジネスを変える
第1章 <超入門>人工知能と機械学習とディープラーニングはどう違う?
第2章 <入門>ディープラーニングの仕組み
第3章 <グーグル事例編>グーグルのディープラーニング活用事例
第4章 <企業事例編>ディープラーニングで業務効率化、国内で続々始まる
第5章 <活用フレームワーク編>データ×目的で整理し、活用の展開図を描こう
第6章 <将来展望編>ディープラーニングが課題を解決する未来へ
グーグルクラウド・マシンラーニング・グループ研究責任者のジア・リーさんに聞く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
グーグルに学ぶディープラーニング
日経BP社 (2017/1/30 第1刷発行) 183ページ
杉山 俊幸 (著)
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/259920.html
コメントを残す