こんにちは! 本シェルジュの田中聡子です。
皆さんは一日どれくらい仕事をしていますか?
8時間? もっとでしょうか。
そこでつまらないなぁ、と感じたことはありませんか?
人生の3分の1以上を費やす時間を「つまらない」と感じたらもったいないですよね。
なぜ「つまらない」のか、どこに「つまらない」を感じているか
どう考えてどう行動したら「つまらない」がなくなるのか。
そんなヒントが詰まっています。
また、部下や後輩を持つ方にも読んでほしいですね。
共感しながら読んでいれば、相談された時に親身なアドバイスが出来そうです。
<目次>
  1)今日のオススメの一冊
 2)付箋
 3)気づき
 4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊                〓
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和田裕美の今の仕事がつまらないと思ったら読む本
和田裕美 (著)
大和書房 (2010/12/10)
http://amzn.to/fpfAqh
 

吉川さん: 田中の親戚。最近お嬢さんとの会話が少ないなぁと感じている。
田中 : 本シェルジュ。久しぶりの帰省でリフレッシュ!
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吉川さん: うちの娘、わがままなんだよなぁ。仕事がつまらない、って。
      ようやく仕事にも慣れてきた頃だろうに。 
田中:  昔から明るくて前向きなのりちゃんなのに、らしくないですね。
     心配ですね。悩みとかあるんじゃないですか?人間関係とか仕事内容とか。
吉川さん: 心配だけど、最近は娘とそんなに話さないから面と向かって聞くのもなぁ。
     うるさがられるかもしれないし。
田中:  では、この本をのりちゃんの机に置いてみたらどうですか?
     きっと気持ちもつたわりますよ。それから、せっかくの機会ですから、
     「心配と応援してるよ」のメッセージ付けたりして。
     きっとそろそろそう言う親ゴコロもわかるお年頃ですよ。
     もしだったら、私の名前も出しても良いですよ。
吉川さん: 柄じゃないけど、やってみるかぁ。せっかくさとちゃんに
      言われたことだしね。
田中:   さとちゃんって呼ばれると子供時代に返りますね(照)。
     のりちゃんに私も応援してるよ!って伝えてくださいね。
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〓 2)付箋   ~気になった箇所の引用です~     〓
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■会社での人間関係が上手くいかない!
ストレスの元凶は、一緒に働く「人」なのです。まず基本にのっとって、
解決していくしかありません。
それは相手を変えるよりも自分が変わった方が早いと言う方法です。
まずは好きになるように頑張ってみます。世の中にはどうしても合わない人や
性格が好きになれない人がいるものです。しかし、そう言う人は違う感覚や
理解できないくらい難解な複雑さを持っているから、関わると傷つきもするけど、
すごく学べることもある。私はそれこそが社会そのもののような気がします。
(中略)自分の態度を変えるとどの程度相手が変わるかがわかってくると、
嫌いな人から逃げて嫌だ嫌だと思っているストレスより、
かなり軽いと気がつきます。
(中略)好きになれとはいいません。好きになる努力をしてみるだけで改善します。
■目標設定
営業の世界だと「ノルマ」になります。
営業は嫌だと言う人に理由を聞くと、「ノルマがキツイって言うから」
と言う人も少なくありません。けど、ノルマってすごいんです。
それだけ期待されているって証拠がノルマなのです。(中略)
それがプレッシャーになるのは分かりますが、出来る人に持てるだけの重さを
与えているので、「この数字は自分が出来る可能性のある数字だ」
と思って喜んで受け入れるものがノルマなんです。だって嫌じゃないですか?
悲しくないですか?「ああ、お前にはちょっと無理だから他の人の半分でいいよ」
って。その方がやる気出ないです。プレッシャーの方がやる気出るんです。
ノルマは会社からその人に与えた期待値です。大きい方がいいんです。
■悔しさは未練なり
「未練を『今度こそ』に・・・。過去に向かう気持ちを未来に向けたら、
パワーになるんですね。過去に向かうと未練だけど、未来に向かうと力なんですね?」
ここでいう「未練」は、「あきらめない」という気持ちの意味だったんです。
■商品が売れるようになるため、絶対に必要なことは
「問題解決」のパターンをつくることです。
新しい商品をつくるときはいち早く、問題を探すことになるのです。
(中略)だから、「問題」は最大のチャンス。
自分の目の前にある悩み事や問題も、そこにそれがあるからこそ新しい方法を
探そうとして動きます。
 仕事で悩んでも人で悩んでも、そこに問題があれば必ず答えがあるし、
もしかしたら解けなくても、解こうとして悩んだ時間も
苦しんで通りすぎた時間も、必ず次の何かを導く糸です。
仕事が「つまらないなー」と思う事を、
 ・なぜつまらないのか
 ・いつからつまらないのか
 ・どうしたら面白くできるか
と分析して考えるだけでも「いやだいやだ」と悩んで考えているよりも
進歩していると思います。
 逆に現状に完全に満足して、心配なことがないと問題もなく、
解決策を考えることもないから進歩もしなくなるんです。
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〓 3)今日の気づき                    〓
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「つまらない」って思ったら、未来はきっと変えられる。
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〓 4)本書の目次                     〓
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プロローグ
第1章人生の「わくわくステージ」に立つために
・舞台の中央に行きたくても行けないとき
・選べる仕事の範囲を広げていく
・子供のころの夢を追いかける?
・「好きな仕事」は、ある日突然、出会えるもの
・「できるかどうか」より、「できるようになりたいか」
第2章人生にチャンスがやってくる人
・あなたの生産性はどれくらい?
・ルーティンワークでも、キャリアは積める!
・自分を高く評価してもらう、そのためのジャンプ
・自己評価が高すぎる人、低すぎる人
・つまらない雑用が初来の成功を運んでくる
・「私だけチャンスが来ない」のは、どうして?
第3章あなたの市場価値を上げる
・自分の市場価値を考えてみよう
・自分のやりたいことを可能にするために
・「もっともっと」を自分に要求する 
・頑張れば頑張るほど、嫌われる?
・あなた器を大きくしてみない?
・成功の秘訣は「自分だけの仕事」をしないこと
第4章自分が楽しめる仕事に就く
・うまくいっているのに、しっくりこない仕事
・成功できる人は、問題をいち早く見つけられる人
・仕事も人生も、完成形をイメージする
・仕事は自分にチャレンジできるチャンス
・楽になれば、楽しくなる?
・「嫌い」から「好き」に変わる仕事もある?
第5章運命の仕事には必ず出会える
・運命の仕事に出合えるのは、特別な人だけ?
・もう飽きたから、辞める?
・運命の仕事に出合えたはずなのに、上手くいかない?
・苦手なことだからこそ、運命の仕事にできる
・素質は自分で生み出せばいい
エピローグ
和田裕美の今の仕事がつまらないと思ったら読む本
和田裕美 (著)
大和書房 (2010/12/10)
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