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ビジネス書書評の本シェルジュ

21世紀を生き抜く3+1の力

みなさま、はじめまして。
新人本シェルジュの設楽英彦です。よろしくお願いいたします。
私は2005年頃から約9年間、月1行われる読書会に必ず参加していました。
現在は参加していませんが、その読書会は元気に活動しています。
http://www.academyhills.com/library/members/report/community02.html

その頃からビジネス本が大好きで、逆に小説などは全くの苦手で、かなり偏りがあるのですが、
今まで読んできた本や最近読んだ本の中から、自分の魂を揺さぶる(揺さぶった)ビジネス本をご紹介していきたいです。

また、今回紹介する著者の佐々木裕子さんを「企業診断5月号」の連載企画「インタビュー」にて取材いたしました。あわせてご一読いただけますと幸いです。

企業診断 2018年05月号
https://amzn.to/2Jn2a8V

佐々木さんとお話しした印象ですが、言葉の一つひとつに重みがありました。
場の雰囲気を素早く察知し、的確な言葉でビシャリと表現する。そんな方でした。

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1)本日紹介する書籍
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21世紀を生き抜く3+1の力
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014/5/22)
佐々木 裕子(著)
https://amzn.to/2H5U71K

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2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?
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なんとなくモヤモヤとした日々を過ごしていて、自分の将来に対してもなんとなく不安を感じている人。
あるいは、自分は変わりたいと思ってもなかなかそのきっかけがつかめず、どうしたらいいかわからない人。
そんな方々への大きな指針となる1冊です。

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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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第一章 21世紀とはどういう時代なのか? 二〇五〇年の世界
・21世紀がどんな時代なのか。
あなたは何歳ですか?
あなたの子どもは何歳ですか?
そのとき、世の中はどうなっていますか?
そのときまでに、あなたは、何を成し遂げ、どんな生き方をしていたいですか?

その後、マクロ統計に基づく問いが6つ出てきます。
例えば、2050年には、現在世界3位のGDPが9位まで下がっていくこと。長期的にアフリカ諸国やインドが注目されているのは人口規模とスピードだけでなくその人口の「若さ」であること。
一方、2050年の日本の人口は9700万人と推計されています。毎年、20万人規模での減少です。

第二章 21世紀スキルとは何か? 「考える力」「共創する力」「進化する力」
・21世紀に求められるのはもはや、「言われたことをきちんと実行してくれる力」でも「誰かに敷かれたレールの上をひた走る力」でもない。」
・21世紀に求められるのは、「自分で考える力」「人と共創する力」そして「自己進化する力」である。
(注:これがタイトルの「3+1」の「3」に該当します。)
・「考える力」の核は「想像力と世界観」を広げる力である。
・「共創する力」は、目指す変化を「実際に創り出す」ための「実践力」をもつということである。
・「進化する力」は、必要な変化を受け入れながら、自己革新し続ける力である。
・どの力にも共通する本質的な問いがあり、それが「結局のところ、自分が目指したい世界、目指したいものは何か?」という問いです。
(注:これがタイトルの「3+1」の「+1」に該当します。)

第三章 21世紀を生き抜く力を身につけるということ
・21世紀型スキルを以下のように定義しています。
自分が目指すものを自分で考え、具体的に決める。
決めたら、その実現に向けて果敢にチャレンジし、多様な人々の助けを借りる。
自分自身がその億票に向かって真剣勝負し、目指す結果を実現するまで、自己進化し続ける。
そして何よりも自分を信じ、やりたいことに向かって情熱を傾ける。

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4)今日の気づき
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・第1章で出てくる、佐々木さんがある経営者から学んだという「2年後や5年後と短中期的な方が予測が難しく、近くを見ると船酔いする。遠くを見た方がいい。」という考えに共感しました。
このことは、佐々木さんが講演などでお話しされるときもたびたび使われている表現です。
現在社会を生きる我々はどうしても目の前のことに追われてしまいがちです。そんなとき、我に返る言葉として重宝しています。
加えて、書かれていることはベストセラーとなったリンダグラットン教授の「ワークシフト」「ライフシフト」に類似しています。(注:この本は「ライフシフト」より先に刊行されています。)
佐々木さんもマッキンゼー出身の敏腕コンサルタント。このあたりの“未来への目利き”には大きく頷くところが多かったです。
・結局のところ、21世紀は「正解を求める時代」ではなくなった、というところからスタートし、「だったら自分の人生は自分で決め、周りを巻き込み、自分のエネルギーを120%出し切る」というところに行きついています。
逆に言うと、老いも若きも、そんな人たちであふれることこそが「少子高齢時代」を生き抜く礎になるのではないか、そう思いました。諦めるのは簡単ですけどね。。。老人だらけの国になるからもうダメ、とか。。。そう思わないところからスタートです。
・ただ、第3章で、自分のやりたいことをより明確化させるための手順が書かれていますが、結構手厳しいものです(笑) なかなか実践することは難しいとは思いますが、「自分が何をやりたいのか」を明確にし、かつ人にちゃんと伝えるということが大切であることがわかりました。
・2050年というと、私はもう80歳を超えています。が、人生100年時代を迎えるにあたり、大きな病気さえしなければまだまだ現役でいたいな、と思いました。そんな勇気を与えてくれる一冊です。

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5)本書の目次
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第一章 21世紀とはどういう時代なのか? 二〇五〇年の世界
1 二〇五〇年の世界と日本
2 二〇五〇年に向けた「構造変化」 劇的に変わる「人生の選択肢」

第二章 21世紀スキルとは何か? 「考える力」「共創する力」「進化する力」
0 求められているのは、「考える力」「共創する力」「進化する力」
1 考える力
2 共創する力
3 進化する力
4 21世紀スキルの「真ん中」にあるもの 「自分が目指したいもの」は何か?

第三章 21世紀を生き抜く力を身につけるということ
1 「21世紀スキル」教育 すでに教育の世界で起き始めていること
2 21世紀スキルの始め方
3 自由な翼をもつ 決して正解を探さない

おわりに

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21世紀を生き抜く3+1の力
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014/5/22)
佐々木 裕子(著)
https://amzn.to/2H5U71K
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献本について

記事

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