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ビジネス書書評の本シェルジュ

捨てられる銀行2 非産運用

こんにちは。本シェルジュの吉田です。
残暑厳しい毎日、まだまだ暑い日々が続きそうです。さて、日本の家計金融資産は1700兆円と言われ、大半は預金で眠っていると言われています。その資金の運用効率が諸外国と比較しても日本は著しく低いといわれています。なんせ、投資=悪とのイメージも強いのが実際で、資金運用なんか手を出してはいけないと意識の読者も多いと思います。その原因を金融機関、投信運用会社(だけとも思いませんが)とし、改革を訴える森金融庁官。そんな日本の資産運用事情の背景に迫る一冊を紹介します。ビジネスマンにとっても今後、知っておいて欲しい知識満載ですのでいかがでしょうか?。

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1)本日紹介する書籍
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捨てられる銀行2 非産運用
講談社現代新書(2017/4/20 ) 288ページ
橋本卓典(著)
AmazonURL

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2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?
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資金運用は日本最後の成長産業。初めて聞く人も多いフレーズだと思います。
実際、投資はよくないとのイメージを持つ人は多いと思います。また、過去に株で損した等の苦い経験の人もいるでしょう。最近、銀行に進められるがままに投信を始めた人もいるかもしれません。
日本人が投資知識を得ようとすることは敬遠される風潮もあるでしょう。そんななか、今後の低成長時代に資金の運用効率をあげなければならないとも言われており、金融庁、金融機関、投信運用会社、この関係のなかで、いままでの資金運用の反省と今後の姿を垣間見ることができるのではないでしょうか?
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3)付箋 ~本書からの内容抽出です
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■P.6より
日米英の家計金融資産は1995年を1とした場合、2015年末には米国は何と3.11倍、英国は2.27倍までに増えたにもかかわらず、日本はわずか1.47倍にしか増えていない。この20年間は、われわれはいったい何をしていたのだろうか。まともな資産運用とはとても言えない。資金運用に非ず。悲惨ですらある。そんな思いで本書のタイトルを非産運用とした。
■P.54より
森金融庁が資産運用。資産形成の改革を進めるに当たり、金融機関に求めていくフィデューシャリー・デューティを受託者責任と訳さず、真に顧客本位の業務運営としたのは、銀行や証券会社にこそ、販売の責任を問い直すためだ。

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4)今日の気づき
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日本独自の金融グループ、高い投信・生保の手数料等資産運用を取り巻く背景を一般人はなかなか垣間見ることはできませんが、本書は比較的読みやすく説明しています。フィデューシャリー・デューティーは今や金融関係者で知らない人はいませんが、その解釈は森金融庁の本位に沿うともいえない状況です。NISA,Idecoや今後始まる積立NISA等、制度をどう活用するか、われわれの目を養うことも重要であり、本シェルジュを愛読のビジネスマンは知っておかなければならない事です。本書がその一助になればと思います。
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5)本書の目次
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• 序章 「売られるあなた」 銀行、証券、生保に奪われ続けるあなたの金融資産
• 1章 動き出した資産運用改革
• 2章 ニッポンのヒサンな資産運用
• 3章 フィデューシャリー・デューティとは何か
• 4章 年金制度の変化と資産運用改革
• 5章 改革の挑戦者から何を学ぶか
• 終章 「売られないあなた」になるために
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献本について

記事

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