みなさん、こんにちは。
本シェルジュの三上友美恵です。
今年の7月から人材派遣会社で働くことになりました。
「働き方改革」が世間では声高に叫ばれていますが、以前から「幸せになる働き方」
ってなんだろうって、ずっと考えてきました。
以前の職場はまさに「ザ・体育会系」。今でこそ改められつつありますが、パワハラ・
セクハラは日常的すぎて、問題視もされていませんでした。
10年以上前ですが、女性では初の営業係長職に昇格した際、「君は誰の愛人なの?
誰かと寝ないと女のくせに係長になれるはずないだろ」って面と向かって暴言吐かれ
ました。
すごいですよね!逆に笑いが止まらなくなりました。
「あはは。じゃあ、誰の愛人か当ててください!」って言い返したら、唖然とした顔されま
したけど。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)本日紹介する書籍
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「DREAM WORK PLACE」
英治出版 (2016/12 第1刷発行) 327ページ
AmazonURL: https://www.amazon.co.jp/dp/1506858366
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)本書を選んだ理由 どんな人が読むべき?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会人であれば、一日のうち「仕事」をする時間が最も多いはずです。その時間を
できるだけ快適に過ごしたいと、誰もが思っていると思います。
しかし、現実には「組織」で働けば様々な問題が発生します。
ある人は「職場」が悪いと転職を繰り返します。
またある人は「自分」が悪いと、無理に職場に合わせて心と体を壊します。
「世界で一番働きたい組織」とはいったいどういう組織?会社も社員も幸せになる
ための答えを探したい人にぜひ読んで欲しい本です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)付箋 ~本書からの内容抽出です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DREAMSの原則
D:違い(Difference)
ありのままでいられる場所、他者とは違う自分のあり方や物の見方を表現できる場所
で働きたい
R:徹底的に正直であること(Redical honesty)
今実際に起こっていることを知りたい
E:特別な価値(Extta value)
私の強みを大きく伸ばしてくれて、私自身と私個人の成長に特別な価値を付加して
くれる組織で働きたい
A:本物であること(Authenticity)
誇りに思える組織、良いと思えることを本当に支持しているような組織で働きたい
M:意義(Meaning)
毎日の仕事を意義あるものにしたい
S:シンプルなルール(Simple rules)
バカげたルールや、一部の人だけに適用されて他の人には当てはまらないような
ルールに邪魔されたくない
夢(DREAMS)の組織をつくるということは、カルチャーをつくるということである。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)今日の気づき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お世話になっているスーパーの社長さんの一言が胸を打ちました。
「診断士の方に『従業員はこの職場で何のメリットを感じて働いているのか』
と言われ、ものすごいショックを受けた。まずは従業員に喜んで働いてもらえ
る職場を目指そうした」
どんな職業でも働いているのは「人間」です。
つい顧客の方に目が行きがちですが、従業員がいきいきと働けるからこそ、
業績も上がってくるものです。
この本にはそういう当たり前だけれども忘れがちな気づきが多くありました。
明日から職場で実践していきたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)本書の目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
序章 なぜここで働かなければならないのか?
「夢の組織」を思い描く
第1章 ありのままでいられるように
「違い」は埋めず、むしろ広げる
第2章 徹底的に正直である
いま現実に起きている事を伝える
第3章 社員の強みと利益を理解し、強化する
ひとりひとりのために特別な価値を創造する
第4章 「本物」を支持する
アイデンティティ、価値観、リーダーシップ
第5章 意義あるものにする
日常の仕事にやりがいをもたらす
第6章 ルールはシンプルに
余計なものは減らし、透明性と公平性を高める
第7章 本物の組織をつくる
トレードオフと課題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「DREAM WORK PLACE」
英治出版 (2016/12 第1刷発行) 327ページ
コメントを残す