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ビジネス書書評の本シェルジュ

日本の歴史をよみなおす

おはようございます。本シェルジュの村上です。
 歴史、日本史大好きです。中学生、高校生の頃って、
 ミステリーか歴史の本しか読んでいなかったくらいです。
 そのおかげで、高校生時代は、日本史のテストは3年間校内でずっと1位でした。
 日本史クラスは15人しかいなかったのはおいといて(^^;

 とはいえ、やはり歴史の中で好きだったのは、武将などの戦いの歴史であったり
 ストーリーだったわけです。日本の文化などは、もちろん嫌いじゃないですが、
 歴史のストーリー自体と比べて、そこまでは勉強しませんでした。
 大学入試のセンター試験では日本史のテストは満点のつもりでしたが、
 やはり文化関連の問題に2問ほどやられたのを思い出します。

 今日ご紹介するのは、歴史の本ですが、武将とか偉人の話ではなく、
 日本の起源や、文化、風土などの面が中心の本です。
 命をかけた戦い!とかそんなのは出てきませんが、
 改めて日本を知るには、良著ではないでしょうか?

<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 1)今日のオススメの一冊 〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「日本の歴史をよみなおす (全)」
網野 善彦 (著)  (ちくま学芸文庫) [文庫]
KADOKAWA/中経出版 (2005/7/6) 409ページ

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村上:「日本っていつ出来たか知っています?」

S子:「天武天皇の時からよ!」

村上:「どうしてそう言えるんですか?」

S子:「そんなの常識よ! 手塚治虫の「火の鳥(太陽編)」を読んでいたら
    天武天皇が、国名を日本(ヒノモト)にする!って言ってたもの。」

村上:「漫画ですか・・・」

S子:「そうよ、真実はいつだって漫画の中にあるのよ!」

村上:「でも、天武天皇はいなかったらしいですよ。」

S子:「そんなわけないじゃない!」

村上:「天皇の称号が定着したのは、天武さんの奥さんで、
    その次の天皇になった持統天皇かららしいです。」

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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です 〓
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P.234
 「お百姓さん」といえば農民に決まっているじゃないかという理解は
 日本人に広くゆきわたっており、(中略)
 ほんとうに百姓は農民と同じ意味なのか、本来「百姓」という言葉には
 「農」の意味はないのではないかと問いなおしてみますと、
 こうした常識が以外に根拠のないことがわかってきます。

P.192
 豊臣秀吉も東北の検地のときに奥州の「ひのもと」といっており、
 この地域は「日本」と言われていたことは確実です。
 「日本国」の東の境は、「日本(ひのもと)」というわけです。
 このように、「日本」は一般的に東の方向をさしていますから
 移動していくことになります。

P.185
 天皇という称号が安定的に用いられ、制度的に定着するのは天武、持統朝-
 浄御原律令の制定の頃で、厳密に言えば持統からだというのが、
 古代史家のほぼ通説になっています。
 ですから、この説にしたがって史実に忠実な立場に立てば、雄略天皇や
 崇峻天皇はもちろん、天智天皇という「天皇」もいないことになります。

P.269
 従来の見方では、縄文晩期から弥生時代にかけて、稲作が日本列島にわたって
 きてからの日本列島社会は、基本的に農業、稲作を中心とするようになり、
 海によって周囲から隔てられた島々の中で、自給自足の生活を営む孤立した
 社会であった、と考えられてきたと思います。
 しかしこの常識的な見方はじつは全く偏っており、こうした日本列島の
 社会像は誤った虚像であると言わなくてはなりません。

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〓 3)今日の気づき 〓
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コンサルタントに求められるのは多面的な視点の提供。

歴史の研究もそうですね。昔に行けばいくほどいろんな説があり
どれが真実なのか、一読者では確信しようもない。
だからいろんな人の本を読むことが必要なわけですね。

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〓 4)本書の目次 〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~日本の歴史を読みなおす~
はじめに
第一章 文字について
第二章 貨幣と商業・金融
第三章 畏怖と賤視
第四章 女性を巡って
第五章 天皇と「日本」の国号

~続・日本の歴史を読みなおす~
第一章 日本の社会は農業社会か
第二章 海から見た日本列島
第三章 荘園・公領の世界
第四章 悪党・海賊と商人・金融業者
第五章 日本の社会を考えなおす
あとがき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「日本の歴史をよみなおす (全)」
網野 善彦 (著)  (ちくま学芸文庫) [文庫]
KADOKAWA/中経出版 (2005/7/6) 409ページ

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