そろそろ梅雨明けですね。
季節の変わり目、体調など崩しておられませんか?

こんにちは、夏原 馨です。
引っ越して快適な環境を謳歌していたら、外壁工事が始まってしまい向こう半年激しい騒音に晒されることが決定しました。
安全のためとはいえ急激な外部環境の変化に抗えない感じ、ほんとつらい。

外部環境といえば、空前のAIブームも大きな変化ですよね。
人材×IT領域をメインで経営支援をしている立場上、日々情報を追いかけていますが・・・正直情報の海に溺れかけています。
あふれるAI関連ニュースをから偽情報や古い情報を除去して、要点だけまとめてくれるAIが切実にほしい。

まあ、そんな都合のいいツールがあるはずもないので
今回はAI関連情報の波を泳ぐ上でわかりやすく、ありがたかった入門書をご紹介します。
「正しい情報」を「効率よく」知るには基礎知識の習得が一番。急がば回れ!

1 今日のオススメの一冊

図解ポケット 画像生成AIがよくわかる本
著者:田中秀弥, 松村雄太
出版社:秀和システム (2023/5/19)
AmazonURL:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0C5C5MWJ2

2 付箋

P26 画像生成AIの一般公開が進み、利用ユーザーが増えると、倫理的な課題や法律的な問題が浮き彫りとなってきました。具体的には、フェイク画像など倫理的に許容し難い画像の拡散や、画像生成AIで生成した作品の著作権をめぐって、現在も議論が繰り広げられています。

P30 画像生成AIの登場によって、今後は調べ物をする際の手段が、画像検索から画像生成にシフトする未来が考えられます。

P46 実際、プロンプトに工夫を施すことで、よりデザイン性の高い画像を生成できるプロンプトエンジニアは、ウェブデザイナーのように報酬を得ることができるようになってきています。

※具体的なツールの紹介や使い方まで掲載されています。おすすめ!

3 今日の気づき

AIイラストメーカーmimicのように30枚以上イラストを読ませたら画風を学習して独自のイラストを生成・・・というのが技術としてできあがっていることに驚きました。(使う側の倫理が制度が追いついていないだけで)

自分で手を動かし、長い時間をかけて作り上げた自分らしさがいとも簡単に模倣されてしまう世界線。

自分で絵を描くのではなく、ツールに上手に命令して(=プロンプトを渡して)画像を生成する。
どう作るかに主軸があった時代から、どう活用するか/使いこなすかの時代に変わってきているのだなあと。

社会のとりまく価値観が大きな転換点を迎えて、個人としてどう働くか・どう生きるか、改めて考えています。
どうせならこの変化をいち早く身につけて、楽しみたいものですね。

4 本書の目次

はじめに
1 画像生成AIのキホン
2 画像生成AIサービスの仕組み
3 画像生成AIと著作権
4 画像生成AIの活用事例
5 代表的なサービスとその使い方
6 ジェネレーティブAIのこれから


図解ポケット 画像生成AIがよくわかる本
著者:田中秀弥, 松村雄太
出版社:秀和システム (2023/5/19)
AmazonURL:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0C5C5MWJ2