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ビジネス書書評の本シェルジュ

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

こんにちは、本シェルジュの松林です。

せっかくの秋の連休ですが、台風の影響であちこちで洪水が発生しており、電車や飛行機も運休や減便になっている状況です。皆様、無事でお過ごしでしょうか?

さて、「成功」をテーマにお送りしている、今月の本シェルジュ。
この「成功」という言葉からイメージする内容は、人によって様々だと思います。
今回は、「追い出し部屋」や、ある年齢で強制的に報酬を下げる制度が一般化する中、「食っていける」ことを「成功」と位置付け、本を選んでみました。

著者によれば、この本は、著者と『10年後に食える仕事 食えない仕事』の著者・渡邉正裕氏とのWeb対談記事に対して多くの反響があったことから、同書の著者なりの続編として書かれたそうです。

グローバルエリートが喧伝されている昨今の風潮に疑問を投げかけ、グローバル・スーパーエリート以外のすべての日本人に「10年後も食える仕事の仕方」を提案するために書かれたこの本で、ご自身の10年後へのベクトルについて一度整理してみませんか?

<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次

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〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
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藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
藤原和博(著)
東洋経済新報社 (2013/8/30) 231ページ

今回の登場人物紹介
■松林:この本でいえばBタイプ(経済的価値×プロ志向)な40代。
■りか:「ちゃお」を愛読し、イラストを描くのが大好きな小4。
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りか:(「ベルばら」を見ながら真似してイラストを描いている)

松林:お、やってるな。ロイヤルな感じが出てるね。

りか:パパ、私はマンガや絵を描くのが好きだけど、それで食べていくのって難しいんでしょ?

松林:まあね。マンガを描くのが得意な女性が1万人いたとして、その中で「ちゃお」で連載を持てるのは1人か2人だと思うよ。

りか:やっぱ、そうなんだ…。

松林:でも、「マンガを描くのが得意」に何か他の強みを掛け合わせたら、珍しい存在になれるんじゃないかな。例えば、歴史にも詳しかったら、歴史マンガの世界で有名になれるかも。

りか:あ、そうか。マンガ以外にも何か好きなことを見つけて、がんばってみるよ!

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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出です              〓
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■はじめに より
この本では、生き方や価値観が多様化した時代に人々がめざす領域を、次の2軸で総括しています。
横軸が「経済的価値(給料、年収、お金)を重視する」か、「経済以外の価値(家族、友達、個人的な活動、社会貢献」)を重視するか」。
縦軸が「権力(サラリーマン)志向」か「プロ(独立)志向」かです。
このマトリックスで4つの領域に分類し、それぞれのタイプにあった7つの条件を紹介していきます。

もし20代のうちに、ある分野で「100人に1人」になったら、30代では別の分野で「100人に1人」になる。そうすると、「100分の1」×「100分の1」=「1万人に1人」の希少性を獲得することができます。
さらに40代でもうひとつの分野で「100人に1人」になると(中略)「100万人に1人」と同じだけの超レアな人になることができるのです。
「100万人に1人」というのは、オリンピックのメダリスト級の存在です。
同じくらい超レアな人なのに、メダリストになるよりも、3つの分野でそれぞれ「100人に1人」になるほうが、はるかに難易度は低い。3つの分野にそれぞれ1万時間ずつ、時間と労力をかけさえすればいいのですから。

■序章 すべての人に共通する3つの条件 より
[条件2]ケータイゲームを電車の中でしない人になれ!
ケータイゲーム依存症の人は、携帯電話やゲーム会社、マーケッターの術中にはまって自分をコントロールできなくなっています。
そういう人は、おそらく仕事にも主体的に取り組むことができません。いつも流行に乗せられ、それを後追いするだけで終わってしまう。
自分が主体的に流行を作り、人々を夢中にするサービスを提供する側には回れません。

■第1章 A「経済的価値×権力志向」(社長タイプ) より
[条件4]会社で仕事をする人になれ!
A領域でレアな人になる、すなわち会社にとって替えのきかない希少性のある人材になるには、仕事に取り組むマインドを根本から変える必要があります。
一言でいえば、「作業」する人ではなく「仕事」をする人にならなくてはいけないということ。
ファストフード店でハンバーガーやポテトを客に出すだけでも(中略)、それを「作業」にするか「仕事」にするかは自分次第。
自分がいずれ店長になることを考え、仕事の全体像から目の前の仕事を捉えるクセを付けます。

■第2章 B「経済的価値×プロ志向」(自営業タイプ) より
[条件4]社内自営業者になれ!
B領域をめざすには、まず何よりも「セルフエンプロイド」の意識をもって働くことが大切です。
サラリーマンであっても、自分自身が自分を雇用している経営者だと考え、プロフェッショナルとして会社に対して高い付加価値を出していく。つまり、会社の中で自営業をする感覚をもつのです。

■第3章 C「経済以外の価値×権力志向(公務員タイプ) より
[条件4]組織に必要とされる最低限のスキルは身に付けろ!
C領域を突き進んでいく場合、まずは会社や組織に自分の席を確保しつづけるのが大前提になります。
では、組織から追い出されない人材になるには、どうしたらよいのか。
ひとつは、自分なりの専門をもつことです。上司からすると、その人にいちいち聞かないと仕事を先に進めることができないような人になること。
じつは中央省庁のノンキャリア組がこれです。

■第4章 D「経済以外の価値×プロ志向」(研究者タイプ) より
[条件7]あなたのファンをつくれ!
D領域をめざす人の人生を好転させるきっかけは、ファンがつくかどうかです。
自分が好きなものに対する圧倒的な知識、その世界観、それを追求する自分の姿にほれ込むファンが大勢できれば、スターになれる可能性だってあり得ます。
そして、いまは一部の人だけが熱狂するカリスマが誕生しやすい時代でもあります。なぜなら、ゴッホの時代と大きく違って、インターネットがあるからです。

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〓 3)今日の気づき                       〓
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グローバル化の進展などの影響によって、旧来の中間層が二極分化し、下の方は年収300万円程度になりつつあります。
そんな中、著者が述べるように「経済以外の価値」に幸せや生きがいを感じる方も多いことでしょう。
仮に「経済以外の価値」を重視する生き方を選択するとしても、それぞれの中でレアな存在になることが重要だと気づきます。
まずは自分なりの軸を持ち、自分の進みたい方向を明確にすることが、「成功」の第一歩だと思いました。

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〓 4)本書の目次                        〓
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■はじめに

■序章 すべての人に共通する3つの条件
-まずは3条件をクリアして「12.5人に1人」の人になれ!

■第1章 A「経済的価値×権力志向」(社長タイプ)
-「力」を求める人の4つの条件

■第2章 B「経済的価値×プロ志向」(自営業タイプ)
-「技」を求める人の4つの条件

■第3章 C「経済以外の価値×権力志向(公務員タイプ)
-「つながり」を求める人の4つの条件

■第4章 D「経済以外の価値×プロ志向」(研究者タイプ)
-「好き」を求める人の4つの条件

■おわりに-この本の使い方と効能について

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藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
藤原和博(著)
東洋経済新報社 (2013/8/30) 231ページ

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  4. 「残業ゼロ」の仕事力
  5. 会社に頼らないで一生働き続ける技術

献本について

記事

  1. あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
  2. 生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの
  3. ヒトラーの大衆扇動術
  4. ティール(Teal)組織
  5. 「仕事はもっと楽しくできる」 大企業若手50社1200人 会社変革ドキュメンタリー
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