こんにちは。本シェルジュの吉田です。

ワクチン接種が進展しつつも新型コロナの影響によりまだまだ自粛を余儀なくされている状況、海外旅行なんかいつ行けるの?という日々です。

海外旅行といえば英語について、日本人の感覚とはニュアンスが異なることも多々あります。そんな不思議を取り上げた本を紹介したいと思います。

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 1)本日紹介する書籍

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日本人が知らない英語のニュアンス

角川ソフィア文庫(2021/4/25 ) 380ページ

 牧野 髙吉著

AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4044006385/ref

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 2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?

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 英語と日本語、ニュアンスの異なりはあることは理解していましたが、その場、その場の対応のみで体系的に本で知ることはあまりなかったということもあるので取り上げてみました。

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 3)付箋 ~本書からの内容抽出です

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■P.16より

たとえば、日本語の客は一語であらゆる種類の客を表すことができますが、英語ではguest,visitor,customer・・

などそれぞれの目的や対象、状況によって異なる単語があてられます。

■P.342より

日本人も英米人も、物事を印象強く、かつわかりやすく表現するために比喩表現を使います。たとえば「朝飯前」は英語ではなんと表現するのでしょうか?

「絵に描いた餅」はどうでしょうか?いずれも、日本語としては日常的に使われる表現ばかりです。が、これを英語で表現しようとすると、そう簡単でないことに気づかされます。「朝飯前」はもちろん   

It’s before breakfastではなく(It’s a piece of cakeと表現します。

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 4)今日の気づき

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単語のニュアンスだけでなく比喩表現もその英語の意味を知るとなるほどと感じることができ、今後の海外出張、海外旅行の一助になるかなと思いました。

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 5)本書の目次

第1章 日本語と英語の単語のずれ
第2章 カタカナ語と英語の意味のずれ
第3章 色・動物・食べ物のイメージ
第4章 意外と似ている英語と日本語
第5章 微妙に異なる日本語と英語の比喩表現

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