皆さまこんにちは。「本シェルジュ」の設楽英彦です。

気がつくと、今年もおよそ半分が終わろうとしています。皆様は2022年の下半期、どんなことをしたいですか? 私は海外旅行がしたいのですが、国によって受け入れ状況が異なるということもあり、まだ少し早いのかもしれません。

さて今回選んだのは「OUTPUT大全」です。あまりにも有名な本書ですが、意外にも当サイトで該当コラムがなかったので、改めて紹介いたします。
2018年の刊行ではありますが、3年連続ベスト10入り、シリーズ累計90万部の超ベストセラー。私が今回この本を紹介することもまた、本書に触発され「OUTPUT」をしてみたくなったというのが動機です。

どこの書店で見かけないことはないというくらい、定番中の定番である本書ではありますが、そこにはどんなことが書かれているのでしょうか?

1)本日紹介する書籍

学びを結果に変えるアウトプット大全
サンクチュアリ出版 (2018/8/3) 270ページ
樺沢紫苑(著)

2)本書を選んだ理由~どんな人が読むべき?

・これからOUTPUTしてみよう!と思い立った方
・OUTPUTしようと思ってもなかなか第一歩が踏み出せない方
・在宅勤務から出勤に変わり、電車内の時間を有効活用したい方

3)付箋 ~本書からの内容抽出です

P006 はじめに
私が行っているアウトプットの一部を紹介しましょう。
メルマガ 毎日発行13年
Facebook 毎日更新8年
YouTube 毎日更新5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年以上
新作セミナー 毎月2回以上9年連続
(中略)
なぜ、こんなことができるのかというと、アウトプットの方法を工夫し、インプットとアウトプットのバランスを整え、学びと自己成長のスピードを最大化することに成功したからです。(中略)本書では、そのすべてをお伝えしたいと思います。

P024 アウトプットの基本法則1
2週間に3回使った情報は、長期記憶される。
あなたは、1ヵ月前のランチで何を食べたか覚えていますか?ほとんどの人は覚えていないと思います。(中略)つまり、インプットしても、その情報を何度も使わないとすぐに忘れてしまうのです。
【法則】「話す」「書く」を3回繰り返し、情報を記憶として定着させよう。

P036 アウトプットの6つのメリット
人生が楽しく、豊かなものに変わっていく
(1)記憶に残る
(2)行動が変わる
(3)現実が変わる
(4)自己成長する
(5)楽しい
(6)圧倒的成果が出る
【法則】成功を収めたいならとにかくアウトプットが不可欠。

P168 目標を書く
具体的な「実現する目標」を立てる
(1)難易度を「ちょい難」に設定する
(2)期限をつける
(3)TO DOに落とし込む
(設楽注:いくつか例があります)
ダイエットする → 3ヶ月で3キロ体重を減らす
億万長者になる → 40歳までに資産1億円を築く
(4)客観的に評価できるようにする
(5)小さな目標に分割する
【法則】手帳に書いてある目標を「実現する目標」に置き換えよう。

P232 時間管理する
1日15分の「スキマ時間」を活用
ここまで、さまざまなアウトプット術についてお伝えしてきましたが、この段階で多くの方が直面する問題があります。それは、「アウトプットする時間がありません」というものです。(中略)それなりの工夫が必要です。
(1)15分でアウトプットする
(2)スキマ時間を活用する
(3)スマホをアウトプットのツールとして活用する
【法則】「スキマ時間」x「スマホ」でアウトプットを日常にしよう。

4)今日の気づき

いや、とにかく付箋だらけで(笑) 書いても書いても紹介しきれません。ただ、一般書籍と違い、INPUT目的ではないので、読んだうえで手を動かすことが必要だと改めて感じました。

たまたまですが、私も在宅勤務から出勤に変わりました。これを機に通勤時間をうまくOUTPUTの場に変えていきたいと思います。

この本が売れているのは「読みやすい」「わかりやすい」というのが第一にあると思います。ただ、その先の行動はその人次第。私も「OUTPUTが出ていないな」と思ったら、本書を何度も取り出して読み返そうと思います。

5)本書の目次

はじめに
< CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】>
< CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】>
< CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】>
< CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】>
< CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】>
おわりに

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学びを結果に変えるアウトプット大全
サンクチュアリ出版 (2018/8/3) 270ページ
樺沢紫苑(著)
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※なお、私(設楽)は自分のブログでも書籍紹介をしています。よろしければ合わせてお読みいただけると嬉しいです。