こんにちは。本シェルジュ松本圭介です。
今回から4回に渡って特集記事としてテーマ別にお勧め本を紹介したいと思います。
今回のテーマは「戦略」
戦略の戦は、戦いの戦。
戦略の略は、省略の略
つまり戦略とは、如何に戦わずに勝利を掴むか?
ということだと私は解釈しています。
そして「戦わずし勝つ」という考え方を数千年前にまとめていたのが
古代中国の孫子です。
<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次
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〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
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「「孫子の兵法」がわかる本」
守屋 洋 (著)
三笠書房 (2004/05)

今回の登場人物紹介
■松本、村上 
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村上:松本さん
(トルルルル・・・トルルル・・・)
松本:はい、もしもし
村上:戦略的に生きてますか?
松本:あ、村上さん。お疲れ様です。突然電話してきてどうしたんですか?
村上:戦略的に生きていますか?
松本:どうしたのんすか?やぶからぼうに・・・
村上:やっぱり戦略といえば、孫子だよね。
   孫子は中国。ということで今、中国の上海に来ています。
松本:へええ。いいですね。ところで上海で何をしているんですか?
村上:昨日は上海雑技団を見て、今日は外灘で夜景を見てきました。
松本:ろんどんさん・・・
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〓 2)付箋                            〓
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「己を知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分である。敵も知らず己も知らなけれ
ば、必ず敗れる」(P80)
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〓 3)今日の気づき                       〓
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孫子の有名な言葉、
「敵を知り、己を知れば百戦あやうからず」
という言葉には続きがあるそうです。
それが、
「己を知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分である。敵も知らず己も知らなけれ
ば、必ず敗れる」
です。
経営に於いても自社(己)を知ることは非常に重要です。
自社にできないことをやろうとして失敗するのも、
己を知らないために起こるのです。
またこんなに素晴らしいことができるであろうにも関わらず、
行動に移していない企業も沢山あります。
自社のこと、そして自分自身のことをよく分析することの重要性を
改めて実感しました。
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〓 4)本書の目次                        〓
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『孫子』を学んだ男の強さ
始計篇 勝者と敗者を分ける、六つの分岐点
作戦篇 「勝負の見切り」をどこでつけるか?
謀攻篇 「賢明な勝ち方」とは?「利口な敗北」とは?
軍形篇 勝利を引き寄せる態勢のととのえ方
兵勢篇「勝負の流れ」にどう乗るか
虚実篇 相手の隙をつき、主導権を握る法
軍争篇 この“駆け引き”のできる者が勝つ
九変篇 “通ってはならない道”“攻めてはならない城”
行軍篇 敵情を読み、人心をつかむ
地形篇 “自分の立場”を検討せよ!
九地篇 窮地でこそ活路は開ける
火攻篇 “一時の怒り”は墓穴を掘る
用間篇 最後の決め手はこの情報力にある!
「「孫子の兵法」がわかる本」
守屋 洋 (著)
三笠書房 (2004/05)