こんにちは!本シェルジュの関です。
12回目の投稿です。

今日ご紹介する本は、「『なぜか人に好かれる人』の共通点」。
この本を職場に置いていたら、同僚に「そんなに人に好かれたいんですか?」と笑われました。

私の周りには、この人は本当に素敵だなあって思う人が何人かいます。
こう人たちと一緒に仕事をしたり、食事をしたりするのは楽しいですよね。

ふと、思いました。こういう人たちと自分とは何が違うんだろうと。
そんなときに、発見したのがこの本です。
手に取ってみると、2004年発行で既に34刷。みんな、私と一緒で人に好かれたいんですね(笑)

読んでみると、99のエピソードから構成されていて、たしかになあ、と思わせる内容がたくさん。コミュニケーションに役立つ本としておすすめします。

<目次>
1)今日のオススメの一冊
2)付箋
3)今日の気づき
4)本書の目次

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〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
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「なぜか人に好かれる人」の共通点
斎藤茂太(著)
株式会社PHP研究所(2004/4/19)230頁
http://goo.gl/8bAKX4

今回の登場人物紹介
■S:本シェルジュの1人
■L:友人
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L:なんか太ったんじゃない?
S:そうなんだよね。おなかがでてきちゃってさ。でもいいの、いいの。狸みたいでかわいいでしょ。
L:(卑屈にならないところはいいけど、ちょっとは気にした方がいいのでは…)

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〓 2)付箋 ~本書からの内容抽出(引用)です          〓
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注)ページ数は、2013/3/6、第1版第34刷のものです。

■「うれしい、おいしい、気に入った、楽しい、そういう感情を素直に表現できる人は、好感度も高い。それができない人は、好意的に見れば照れ隠しとも取れるが、みんながみんな好意的に見てくれるわけではない。『どうして素直に喜んでくれないの』と不満を感じる人がいることは事実なのだから、うれしいときは素直に表現しよう。人は、だれかのうれしそうな表情を見ているのが好きなのである。」(29頁)

■「反対に、ほんとうはむずかしい内容を、平易な言葉でわかりやすく話してくれる人がいる。専門用語も日常的な言葉に直し、ときにはユーモアも交え、どこで区切れるのかわからないような、だらだらした話し方はしない。相手の反応を見て、『いまのところは伝わりにくかったかな』と感じたら直ぐに言い換える。
 こういう話し方ができる人を見ると『頭がいいな』と思えるし、よい印象も残る。人から好かれる話し方とは、わかりやすく伝えること、ひとりよがりに陥らないこと、これにつきるのではないだろうか。」(49頁)

■「『絶対』『普通』『べき』が口癖の人は、心のどこかで『オレの常識はみんなの常識』と決めかかってはいないだろうか。その決めつけが、人には『押しつけがましさ』に感じられるのだ。」(71頁)

■「まあしかし、わざわざ文句をいいにくるのもナンだが、だからといって根に持っていては、自分も損である。ここは、さらりと『水に流して』はどうか。これまでのことを改めてとがめ立てたりせず、なかったことにしようというのである。これからのいい関係、向こう三軒両隣の関係でいるための現実的な知恵と思うがどうだろうか。ちょっと失礼なことをいわれてもへこまず、さらりと『水に流せる』のは力のある人だ。」(133頁)

■「長所発見は、好感度アップの秘訣である。まわりの人たちのささくれだった気分も穏やかになるし、指摘された相手にも、もちろん好かれる。」(209頁)

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〓 3)今日の気づき                       〓
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人に好かれる=好かれるための努力をしている、ということなんですね。
ハイ、がんばります。

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〓 4)本書の目次                        〓
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がんこではない人
無理のない人
人に押しつけない人
待つことのできる人
ひとりでも楽しめる人
水に流せる人
立ち直りのうまい人
頼りになる人
人を立てる人

「なぜか人に好かれる人」の共通点
斎藤茂太(著)
株式会社PHP研究所(2004/4/19)230頁
http://goo.gl/8bAKX4