本シェルジュの村上です。
 12月8日は、ジョンレノンが死んで、太平洋戦争が始まった日ですね。
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昭和16年、太平洋戦争がその冬に始まった。
その年の夏、総力戦研究所なるものが作られた。
30代半ばの官僚、軍人、ジャーナリストなどの民間人が集められて、戦争を開始するか否か、開始したらどうなるかというシュミレーションを実施することになった。
その結果は、史実に近いものだった。 勝ち目はなかった。
山本五十六が1年なら戦える、早い時期の講和をといったのは有名だけど、
早い時期に講和をするシュミレーションは組み立てられていなかった。
 アメリカ側に講和はする理由はなかった。
つまり、長引いて敗戦を迎えるのは予定路線だった。

 誰もが勝てないと思っているのに、
 数字をこねくりまわし、都合のいい数字をつくって、
 なんとか戦争できるんじゃないか?そんな議論が行われる。
(ここで、数字とは石油の備蓄量にほかならない)
 東条英機他現役閣僚たちは議論の結果が出せず、
 客観的数値から、戦争をしても大丈夫という結論となる。
 前提が戦争をすることだから、それに向けて数字合わせが行われる。
 決して、数字によって騙すのではない。
 なぜなら、その数字は偽りではないからだ。
 前提に向けて、数字というのは作り込めるのだ。

 数字を客観的なものと思ってはいけない。
 そんなことを思い知らされる。
 それにしても、石油が全てを決めていたのだと改めて、思い知らされる。
 この経験が、原子力偏重へと日本を向かわせたと
 言われる昨今であるが、事実なんだろうね。