こんにちは、「本シェルジュ」の冬野です。
もうすぐ4月。
4月から入ってくる新人のメンターを仰せつかった人もおおいのではないでしょうか?
後輩から、「先輩は私のメンターです。」と言われて戸惑った経験はありませんか?
「メンタリング」。最近よく聞きますが、コーチングや、コンサルティングとの違いは何でしょうか?どんなことに気をつければ良いのでしょうか?どんな効果があるのでしょうか?
メンタリングのそんなぼーっとしたところを考えさせてくれる一冊です。
物語形式なので、メンタリングのリアルな技法だけでなく、メンターへの影響についても感じていただけるのではないかと思います。
1) 本日紹介する書籍
1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵
株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン(2017年)
ケン・ブランチャード、クレア・ディアス=オーティス
Amazon URL https://amzn.to/47BA3N8
2) 本書を選んだ理由 どんなひとが読むべき?
メンターとしてメンタリングをする事になった人
次の世代とどのように関わろうかと思っている人
組織のメンバーの力をどのように引き出そうかと思っている人
3) 付箋 ~本書からの内容抽出です
はじめに
メンタリングには、新人教育、同僚同士、大人と子ども、世代の異なる同士(異世代間)などさまざまな形があるが、いずれの場合もあなた自身の人生をよい方向に変えるだけでなく、相手の人生も変えることができる。
「誰かのために灯火をともせば、自分自身の足元も照らされる」
第1章 メンターはどうやって見つける
「心から助けたいと思う相手がいれば、その人と関わることで元気がもらえるものだよ」
メンター/メンティー候補との第1回メーティングでは、方法論より個人的な側面を優先しよう。ダイアンの言葉を借りれば、”形式”より先に”本質”だ。二人の価値観は合致しているだろうか。性格的にしっくりいくだろうか。話が尽きないと感じるだろうか。
第2章 メンタリングの6つの鍵
ミッションステートメントの中心はあくまでメンティーだが、メンターもメンティーもともにギブ&テイクの関係になるようなステートメントに。
どのような人間関係であれ、成功させたいならコミュニケーションの方法を決めるべきだ。例えば、どの程度の頻度で、どういう手段で、とか。
コーチは目的達成のために成績やスキルを高めることに重点を置く。現時点でエリックはあなたのコーチ。一方で、メンターはもっと長期的な問題を補佐するの。
内省の時間を確保することは、メンティーにとってもメンターにとっても大切なことである。
メンティーも、自分なりの分析を提供していい。話題はいつもメンターからというのは、よくある間違いだ。メンティーが質問するだけで、メンターの人生に大きな貢献ができることもある。
メンタリングでは、事実を誠実に打ち明けることが信頼構築につながる。
第3章 さあ、実践してみよう
コーチングとメンタリングを混同する人が多いのは、メンターのなすべき仕事のなかにコーチングも含まれているからである。
勘のいい読者なら気づいただろうが、6つの「鍵」の頭文字はMENTORとなっている。
4)今日の気づき
メンターとメンティーの関係は、広く成り立つ可能性がある。
メンタリングはメンターとメンティーの相互行為である。
メンタリングはメンティーにもメンターにも効果がある。
メンタリング成功にはコミュニケーションと内省が大切である。
5)本書の目次
第1章 メンターはどうやって見つける?
第2章 メンタリングの6つの鍵
第3章 さあ、実践してみよう
Amazon URL https://amzn.to/47BA3N8
【タイトル】1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵
ケン・ブランチャード、クレア・ディアス=オーティス(著)
株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン(2017年)
Amazon URL https://amzn.to/47BA3N8
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